トレーニングの効果を引き出すための原則を紹介するシリーズ。
ご紹介するのは「特異性の原則」です。
※相変わらずの更新頻度であるのはご愛嬌ということで……。笑
当たり前のことですが、上半身の筋肉を付けたいのに
下半身の筋トレをしてもしかたありません。
逆も然りですね。
またゴルフが上手になりたいのに水泳ばかりしていても
一向にゴルフは上手になりません。
当たり前ですよね。
簡単に言うとこれが「特異性の原則」です。
「どうなりたいか」という目的に沿った種目を選択する必要がある、
ということですね!
さて、当店は主にいわゆる「筋トレ」をして頂きますから、
それに当てはめて「特異性の原則」について考えていきましょう。
筋トレの手法は目的によって多種多様です。
「テレビで見たことあるあの種目をやりたい!」という願望があったとしても、
その種目が貴方の目的に見合ったものでなければ選択する必要はありません。
逆に、「こんなしんどい種目は嫌だな……」という種目も、
貴方の目的を達成する為なら選択する必要があるかも知れません。
また「個別性の原則」とも重なる話ですが、厳密に言えば目的や目標や課題は、
貴方とあの人では全く同じという事はありません。
ですから選択する種目が異なることは当然起こりますし、同じ様な種目を選択
したとしても、その実施方法やイメージの仕方などが異なることもあり得ます。
ここでもやはり杓子定規的な運動があまり効率的でないことが
お分かり頂けるかと思います。
筋トレは、実施しただけ結果が出ます。
言い換えれば、実施した分しか向上しません。
苦手な種目(≒やるべき種目)から逃げれば成長は見込めません。
「どうなりたいか」という意志を明確に持ち続けて、
貴方の目標を達成する為のワークアウトを続けていきましょう!