みなさんは運動中に音楽を聴いていますか?
音楽を聴きながら運動をするとどうなるか、
これについては色々研究されています。
特定の状況において効果に疑問である
という研究も散見されますが、
今回はそんな研究の一部を
当店顧問医師が抜粋してご紹介します。
運動強度としては結構きついと思うのですが、
糖尿病や高血圧の患者さんにトレッドミルで歩いたあと、
できるだけ長く走るというテストを行いました。
トレッドミルはだんだん速度が上がり、
傾斜も大きくなっていくように設定されていました。
テンポの良い音楽を聴きながら走った患者は
そうでない患者に比べギブアップするまでの
タイムが長くなりました。
トライアスロンの選手は音楽を聴くことによって、
疲労の限界に達するまでの距離が伸びたり、
酸素の消費効率が高まったりする事がわかっています。
自分自身のパフォーマンスをより限界に
近づけてくれる効果があるようです。
僕は運動を長らくしてこなかったので、
先日、スポーツマンであるWGYMのトレーナーさんたちと
勉強会を行ったときに、お聞きしたのですが、
みなさん音楽を聞くと自分のパフォーマンスの向上を
実感するとの感想でした。
これらの研究を考慮すると、
ジムでのスタジオレッスンなどは、
仲間と一緒に行うという効果もさることながら、
音楽による後押しも効果的に働いていて、
十分根拠のあるものといえますね。