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【顧問医師コラム】パートナーがゴロゴロばかりしている!

2020.4.23

新型コロナウィルスの影響で、外出自粛となり

ご自宅でトレーニングをするという方が増えています。

今回、顧問医師から寄稿頂いたコラムでは、

本筋とは少しずれますが、そんな自宅トレーニングに励む、

或いは励もうとされている方にとっても、

何かヒントになるものだろうと考えています。

キーワードは「一緒にやる!」

さて、詳しくは以下をお読み下さい。

 

~以下、W-GYM顧問医師寄稿文~

 

これはあくまで私の体験ですが、

よくパートナーの片方が、相手に対して

「全然運動しようとしない」

という不満を持っているパターンは、よくあるようです。

 

パートナーが動かない、ごろごろばかりしている、

これをいきなり運動させて、ダイエットさせて、

しゃきっとさせて、というのはなかなか難しいことです。

 

人の生活や行動の変容を、ほかの人がさせるというのは

研究上も難しいとされています。

様々な研究から、その人を行動を変えるより、

相手そのものを、新しいパートナーに替えるほうが簡単

という悲しい考察もあります。

 

今のパートナーを運動に参加させる一つの提案としては、

「一緒にやる!」です。

ごく簡単なように思いますが、効果は立証されています。

逆に相手に説教する、不健康になるぞと

脅すというのは効果があると立証されていません。

 

私にはパートナーがいないので、両親にやってもらいました。

プール教室に一緒に行くという簡単なものでしたが、

無事習慣化されました。

 

とはいえ、いきなりジムに行ったり、プールに行くのは、

相手が「おっくうだ、面倒」といって

始まらない方もいると思いますし、

もうそういう会話は経験済みの方もおられるでしょう。

そこでお勧めしたいのが、以前お話した、

「小さな習慣」を組み合わせることです。

 

おっくうだ、面倒というのはその人の性格、というより、

自分の行動習慣に、大きな変更が加えられることによる

ストレスからの逃避です。

それを乗り越えるために、脳に負担のかからない

小さな習慣で徐々に習慣化していき、

最終的に目標となる習慣へコーディネートしていくことです。

 

これにはこういう仕組みがあります。

そもそも、習慣化は一人でやるより、

二人で始めるほうが継続しやすくなります。

また、脳に負担を与えない小さな習慣は、

継続しやすくなることがわかっています。

 

それならそれを組み合わせて使うのが今回の提案です。

コツは相手が自分の思うようにいかなくても、責めないです。

どれだけ小さくすればお互い負担がないのか話し合ってみてましょう

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