どんなことでも飽きてきます。
皆さんも「飽きる」という経験を
したことがあるのではないでしょうか？
自分が本当に、欲しい欲しい欲しい！
と思っていた物でも、いつか慣れていきます。
そしていずれ飽きます。
運動などでも習慣化して
生活の一部になれば固定化されますが、
ある意味それも慣れです。
いつも漫然と同じ量だけ運動をしていると、
作業化してしまい、慣れて飽きてしまいます。
ではこの飽きを克服するにはどうすればよいでしょうか？
私が好んで使っているテクニックをご紹介します。
飽きを克服するテクニック、
それは自分で自分だけのハードルを設定して、
ご褒美を決めておくことです。
自分が頑張ったら何かを手に入れられる
という感覚をつけておくと、
ハードルを越えた時の満足感が
続きやすくなることがわかっています。
個人的な感想ですが、きつい運動をこなせた時は、
好きなだけフルーツが食べられるご褒美を設定したり、
飽きてきた習慣の一部を内容はそのままに
少しだけ自由度を持たせるという
工夫を勝手に入れています。
習慣に満足度が高く長く続いて、
モチベーションを保ってくれます。
逆にこのような遊びがないと、
進歩がなくなってしまったり、
見方が固定化されたりしてつまらなくなってしまいます。
興味深いことですが、
習慣とはそれ単体で完結することなく、
自分が他に行っている活動とも
相互作用して形成されていくのですね。
【顧問医師】