運動を仕事と同列の予定表に入れると、
習慣が実行しやすくなるお話は以前させていただきましたが、
単に「運動」「ジムに行く」と記載していないでしょうか。
実は実行率を高めるためには、もうひと工夫するとよいです。
それは、予定の記載を、描写レベルに細かくしてみることです。
なんならその記載だけをみて行動した場合でも
正確に実行できるようにしてみましょう。
たとえば、以下の様な描写です。
・ジムに行く為にクロスバイクに乗る
・ジムまでなるべく速くバイクをこぐ
・運動する為にジャージに着替える
・スマートフォンは閉まっておく
・ひとまずトイレに行く
・空いているマシンを最低でも3種目は行う
・ランニングも行う。
・全部使われていたら、腕立て伏せをしながら待つ。
・1時間以内に運動終了する。
内容はなにも特別なことをしているわけではなく、
自分の習慣を小さな何気ないことまで含めて
全部言語化してみるということです。
これで実行率が高まることがわかっています。
ここから私の考察ですが、言語化していると
頭に記憶として残りやすくなり
記憶をもとに実行していくだけになる。
そもそも他のことをする余地がなくなるので、
行動が完全に定式化される(儀式のようになる)
のではないかと思っています。
自分の考えていることや行動を
事細かく言語化して予定表などに記載してみましょう。