いつもW-GYMコラムをご覧頂きありがとうございます。
7月に更新したコラムでは、
健康状態は本人の見た目の老け具合に
反映されるということをご紹介しました。
若返りというと、胡散臭い広告のようですが、
今回のコラムでは運動をすると
肌の老化を抑制する可能性がある
という報告を紹介します。
運動習慣のある４０～５０歳代の
肌の角質層の厚さは、
運動をしない２０～３０歳代と
同程度という研究結果があります。
これは何となく理解できる話ですね。
歳を重ねるとどうしてもシワが増えるものなので
見た目が全く同じというわけでないでしょうが、
「え？本当に〇〇歳なのですか！？」
と見紛うことは良くも悪くもありますね。
６５歳以上で運動習慣のない男女が、
１回３０分のジョギングを週２回行うと、
３ヶ月で肌の水分やコラーゲン量が
２０－４０代のレベルまで戻った
という報告もあります。
水分量が十分取れてくると、
肌の状態がよくなるという結果もありますので、
運動による水分摂取量の増加も
影響しているとは思います。
運動習慣を獲得することによって
筋だけでなくに肌の状態がよくなるとは、
なんとも希望に溢れる話ですよね。
高い化粧品を買ってもいいのですが、
それを塗っている時に
「あぁ、肌が老けてきたなぁ……」
と感じることもあります。
そんな気分になるぐらいなら、
運動習慣という自分の努力で
肌質を改善する方が気分がよいかもしれません。
もちろん良質な化粧品の活用はよいことです。
しかしそうしたものと並んで運動習慣を獲得すると、
より肌質を改善することに繋がることでしょう。
化粧品はお金を出さないといけませんが、
運動は別にお金がなくても始められます。
順番で言えば運動習慣の獲得の方がよいでしょうね。
いかがだったでしょうか？
パーソナルトレーニングとかジムと聞くと、
単純に筋肉のことだけに意識が向きがちですが、
肌というより表層の見た目に影響する組織にも
良い影響があると考えることができます。
そう考えると運動をする気持ちになるという人も
おられるのではないでしょうか。
ちなみに私は運動してから、
ニキビが全くなくなりました。
そして毎日の水分摂取量は増加しました。
そのためか、皮膚の乾燥も減りましたね。
今回ご紹介した報告は偶然ではありますが
W-GYMのコンセプトに
一致した報告だと感じました。
【顧問医師】