【顧問医師コラム】孫子の兵法～戦わずして勝つ

column

2020.03.24

大阪堀江のパーソナルジム「W-GYM」顧問医師寄稿のコラムです。

今回は「葛藤」に関するお話です。
葛藤が生じると、約５割の確率で自分に負ける

というデータがあります。

だからダメな自分と戦うことに意味がありません。
戦いが発生しないようにすることを

コンセプトに生活を設計していきましょう。

前回のコラムで「If thenプランニング」のお話をしましたが、
それとは別の運動継続のテクニックとして、

予定表の中に仕事と同列に筋トレやジムを入れてしまう

という方法があります。

これだけでも葛藤が生じるのを防ぎます。

ここからはツールの僕の経験的な使い方をご紹介します。
私は、予定表にあらかじめ筋トレ、ジムを入れています。

特に休日は活動の種類が増えるので、決まった時間に入れますし、

ジムの近くを通るときに予定しています。

距離や手間を小さくすると実行率が高まります。

時間も大体一定です。

睡眠と運動は日内バイオリズムとして

連関しているという報告があります。

次の日には、ジムで運動したことを別のカレンダーに書き込みます。

習慣を達成したことを明記します。
このような生活を続けていると、結果として、

１日でも特別な理由がなく運動しないでおこうという日を

無理やり作ってみても、気持ち悪くなってジムに行ってしまいます。

やるかやらないか、無駄な戦いを生活から消してしまいましょう。

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