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体力の限界は突破する必要もない説。

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2020.12.29
  • コラム

体力の限界は突破する必要もない説。

こんな思い込みはありませんか?

私達が仕事や家事、育児、運動で、

体力の限界を感じるとき、

周りの人を見て、

「もっとがんばらなきゃだめだ」

「自分はなんて体力がないんだろう」

「限界を突破できたら世界が変わるのにな」

と思ったことはありませんか?

僕は思っていました。笑

 

そもそも、自分の限界ってなんでしょうか?

どうやってきまっているのでしょうか?

結論としては生まれ持った身体の遺伝的、

生物学的な限界と、周りの環境によって

その場その場の状況で変わる事がわかっています。

 

無意味な思い込みをやめてみる

要するに変わらないところがあるし、

意志に反していくらでも変わり得るということです。

ですから、

「あの人はバリバリ仕事を遅くまでこなして

がんばって成果を出している、

自分もそれくらいまでやらないとだめなんだ」

などといって、限界を突破しようと思いこむのは、

自分の限界を知りもせず、周りに合わせているだけで、

はっきり言って無意味です。

もちろんこのセリフは自分のものです笑

 

自分の限界値を知ろう

自分の体力が実際どこまであるのかをを知って記録し、

その他で、周りの環境のどれが自分の体力を

決めているのかをピックアップしてみて、

それをいちいち試していくと正解がわかります。

 

たとえば、自分は何時間くらいなら

疲れなくて仕事ができる、身体を動かせる

と試して調べてみる、

そして、その他にも真の原因を調べるために、

いろいろ変えてみる、

体力を伸ばすのは睡眠時間を長くすれば

いいのかもしれないし、

食事の内容が原因かもしれない、

運動の量が原因かもしれない、

仕事や身体を動かす時間が長すぎるのかもしれない、

効率良くできる方法があるのかもしれない、

と検証していくわけです。

 

自分を理解することで後悔が激減する

ここからは僕の経験ですが、

そうやって自分で検証して

答えを見つけていく体験を蓄積していくと、

自分自身が深くわかるので、

いちいち判断で迷わなくなりますし、

後悔が激減します。

 

今日は仕事が多かったし、

これ以上は疲れるから帰宅後予定はないけど

仕事終わりの飲み会は行かないで帰宅とか、

周りの目を気にしなくて

決められるようになりました。

 

皆様も是非周りを気にして限界値を決めるのではなく、

自分自身の限界を知れるように工夫してみて下さい。

執筆:顧問医師

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