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決定の数を減らす工夫

column

2021.03.06
  • コラム

始める前の準備!

運動や食事、睡眠、散歩などの習慣化を

始めようとするとき、ぜひやってもらいたいのが、

事前の準備です。

 

いきなり、「よし週3回プールに行くぞ!」

と思って早速会員申し込みに行くのではなく、

それをやったときに、生活がどう変わるか

ということを想像して準備もらう必要があります。

 

例えば、プールで泳ぐとしても、

まず水着、キャップ、ゴーグル、タオルを用意し、

それぞれは洗わねばなりません。

また、プールに行くまでの交通手段、

何時まで営業しているか、

といったことも調べて

自分の習慣に入れる必要があります。

 

運動の習慣化が難しい理由

ここは僕の考察ですが、

つまりは、何かを習慣化しようと思ったら、

それに連なってくるものや時間などの

管理が多く発生してくる上に、

それぞれに判断が生じることが多いんです。

 

特に体づくりには、ウェアや場所、

時間が制約されやすいです。

だから、習慣化が難しいのでしょう。

 

いつ水着を洗うのか、

どのタオルを持っていくのか、

といった小さな多くの決定が必要になるのです。

 

選択肢は少ない方がいい

何かを実行するとき、

その決定の数をあらかじめ想定しておき、

お金と工夫でできるだけ数を

減らしたほうがいいことが分かっています。

なぜなら、決定が多いと、集中力が低下し、

先延ばし、つまり今やらないという

選択を取りやすくなることが分かっているからです。

 

全く同じウェアをいくつか用意しておいて、

どれでもいいから持っていく、

帰ってきたらいつ洗うのか、

ほかの衣類とまとめて洗わうとかは考えないで、

それだけでも洗濯機に入れてしまって

スイッチを押すというように、

選択肢の数をできるだけ減らして、

選択疲れやそれによる先延ばしを少なくしましょう。

 

運動を習慣化させる為に

運動の習慣を作ろうと思ったら、

それにまつわる生活の中の選択肢を

減らすことにお金をかけたり、

工夫をしたりしてみるのがコツです。

自分が想定して工夫おいて、

実際自分が事前に思った通りに

行動することが実感できると、

とても楽しいですよ。

 

【顧問医師】

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