ダイエットするなら食事制限をやめてみよう!~大阪堀江のパーソナルジムW-GYM流ダイエット術
column
- コラム
- 前田岳人
パーソナルトレーニングに通う理由として、ダイエットを挙げる方は少なくありません。
そしてダイエットの為には、トレーニングをして食事制限をするというのが多くの方が持たれている認識かと思います。
しかしそれは果たして本当なのでしょうか?
今回のコラムでは、大阪堀江というパーソナルジムが乱立する地域で、数々の「ダイエット迷子」を救ってきた私たちが考える、W-GYM流ダイエットについて解説をします。
そもそもダイエットとは?
本来「ダイエット」というのは「食事」という意味合いの言葉ですが、現代の日本では「減量」とか「やせる」という意味合いで使われることが慣習となっています。
今回のコラムでも「ダイエット」という言葉は、「減量」とか「やせる」という意味合いで使いますのでご留意ください。
さて、確かに運動不足の状態で食べ過ぎると体重が増えるのは事実ですが、「ダイエット」というものが、一種の「煽り商法」となっていることには注意が必要です。
「細い身体が綺麗」とか「太っているのは醜い」とか「もっと痩せなきゃダメ」という認識は、メディア、ファッション、美容、そして我々フィットネス業界が煽り続けていることです。
綺麗だとか美だとか、あるいは醜いとか、こうせねばならないというのは、人それぞれが持つ美観だとか価値観の問題です。
もちろんそれは自分を取り巻く環境によって形成されるものではありますが、他者に煽られたからと言って焦る必要は全くありません。
過度な肥満で医者から注意を受けているという場合を除けば、無理して「ダイエット」をする必要はありません。
特に、炭水化物(糖質)を抜くとか、朝ごはんを抜くとは、夜は食べないとか、そういう極端なダイエットは、本来必要な栄養が身体に行きわたらないので、基本的には禁じ手と考える方がよいでしょう。
体重ではなく体型
ダイエットをする際、多くの方は体重を気にします。
しかし大切なことは体重ではなく体型であるということを、常に念頭に置いておくことが大切です。
体重が何キロだろうと、自分が思う綺麗だとか美しいだとか、よい体型であればそれで問題ないのです。
計量のあるスポーツをする場合は体重の管理が大切ですが、そうでない場合は言ってしまえば体重はただの数字でしかありません。
確かに目安となる数字は必要ですが、例えばBMIだとか体脂肪率というのも、俗に言うダイエット業界が煽る為に使う数字と捉えた方が無難です。
「何キロになったね」なんて言われても、自分なりに体型が変わっていないと感じるなら嬉しくありません。
でも、「綺麗になったね」、「美しい身体ですね」、「理想の体型だね」などと言われれば嬉しく思うはずです。
数字に振り回されないようにしましょう。
食べることは生きること、そして幸せなこと
美味しいごはんを食べると人は幸せを感じるものです。
それは動物に備わっている本能ですし、俗に言う三大欲求の一角をなすのが食欲ですから当然のことです。
問題は、偏った食事をしているとか、加工食品ばかり食べているとか、スナック菓子を過剰に摂取しているとか、そういう食べる内容にあるでしょう。
無暗に食事制限をするのではなく、今自分がどんな食事をしているのかを冷静に振り返ってみることから始めましょう。
野菜が少ないなと思ったら味噌汁に野菜をたくさん入れてみるとか、揚げ物が多いなと思ったら少々控えてみるとか、外食は定食スタイルにしてみるとか、スナック菓子を食べたくなったら一度お茶を飲んでみて冷静になるとか、そういうことから始めればよいのです。
食べることの幸せを自ら剥奪する必要はありません。
運動はしよう!
体型の維持のためにはやはり運動をする方がよいでしょう。
運動は体型の維持だけではない恩恵がたくさんあります。
気分も爽快になりますし、健康の為にも運動はとても大切。
でも、俗に言うダイエットジムがやっているような激しい運動を無理にする必要はありません。
爽快感を覚える程度の運動、快適な身体になっていくことがイメージできる運動、楽しいと思いながらできる運動をしましょう。
そうすればきっと食事に対する意識も変わってきます。
「せっかく運動したからいいものを食べよう」と思えるようになったらそれでよいのです。
行動が変われば心情も変わります。
今年こそはダイエットをしようと考えておられる方は、急な食事制限を始めるのではなく、ひとまず軽く身体を動かそうというぐらいから始めてみましょう。
いい感じの運動の仕方は、W-GYMで知ることが出来ます!
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