疲れの早期発見④
column
- コラム
「疲れの早期発見」というタイトルで
ここまで3つのコラムをお届けしてきました。
今回はそのシリーズ最終回です。
ここまでご紹介した疲労のサインは以下の通り。
それぞれ改めてチェックしてみて下さい!
体や行動における疲れのサインを
知っておくことが大切です。
何故ならそのサインが重なってきたら、
それを違和感として認知できるからです。
そうすれば早めに休む事が出来ますね。
このコラムシリーズではそうやって
疲れる前に休めるライフスタイルの獲得を目指します。
「簡単なミスが増える」に注意
さて最後にご紹介する疲労の早期発見サインは
「簡単なミスが増える」というものです。
本当に簡単なことなのですが見落としがちです。
私の経験ですと、漢字や文字のミスが増えます。
パソコン作業であれば入力ミスが多くなります。
意外と皆さん見過ごしているのではないでしょうか。
これは恐らく、疲れによって認知機能が
低下しているためだと考えられます。
でも、仕事の細かいミスが続くだけであれば、
休まない人が多いのではないでしょうか。
というよりも、仕事が休めないというシステムに
問題があるかも知れませんね。
ミスを修正する仕事という闇
仕事の場合、小さなミスを連覇していると
タスクに取り組む効率が下がってしまいますし、
大きなダメージが生じる事故の可能性が上がります。
ミスを連発すると「ミスを修正する仕事」が
生まれ仕事量が過剰に増えてしまいます。
これでさらに長時間労働になる……
疲労蓄積に拍車がかかってしまいますね。
個人的な経験談ですが、ミスの修正に
毎日2時間かかってたことがあります。
なんと効率が悪いのでしょうか。
疲れの早期発見で豊かな人生を
「ちょっと疲れたな」と思った時、
「簡単なミスが増えていないか?」を
振り返って確認してみて下さい。
「なんでこんなミスが!?」ということがあれば
それは要注意ということです。
またこんなことになる前に対処する術は
これまでのコラムでお伝えしてきた通りです。
疲れの早期発見を習慣化すると、
人生が豊かになることでしょう。
是非ご参考になさってください。
【顧問医師】