習慣作りのポジティブスパイラル
column
- コラム
ダイエットをしたいとか、
運動を習慣化したいとか、
何かと習慣を作っている途中では、
やらなきゃいけないのにやれないということに
ストレスを感じることが多いようです。
今回のコラムでは
そんなストレスを軽減させるテクニックをお伝えします。
お菓子をやめる意外な方法
「お菓子を食べるのをやめたい」
と言ってきた方へのアドバイスとして、
実際の成功事例をご紹介します。
それは制限をしないことだったのです。
「お菓子を我慢して、
低血糖になって空腹になるのが怖い」
といってお菓子を食べていた方に、
食事やお菓子の量を逆に制限をなくしたのです。
するとご自分でも不思議なくらい、
自然と食べたくなくなったといっていました。
負担を軽減して習慣化する
習慣を作っていて負担だなと感じるときは、
負荷をもう2段階下げるくらいがコツです。
心理的な障壁が取れ、
習慣が定着しやすくなるとともに、
おっくうさが取れて、
楽になったまま自然と習慣化しやすくなってきます。
習慣化してしまえばこっちのもの!
平均的に人間の行動の半分くらいは
習慣で占められているといわれています。
この割合は上げることができます。
一度習慣化してしまうと、
その予定は自分にとっては
存在しないくらい軽い存在になります。
自分で決めることが大幅に少なくなり、
選択疲れが減って、
次の習慣を効率よく作れるように
なることがわかっています。
習慣のポジティブスパイラル
実際、習慣を意識的に作っていくと、
習慣の割合をどんどん上げることができて、
それにつれてどんどん楽になっていきます。
僕はこれを
習慣のポジティブスパイラル
と呼んでいます。
一日の予定を人に話すと、
「そんなにいろいろやっているの?!」
と驚かれることがありますが、
習慣の作り方を知らなかった頃のほうが
はるかに疲れやすく、
一日の生産性も低かったです。
習慣は楽に作って、
作ったらどんどん楽になっていく感覚を
みなさんも味わってみてください。
【顧問医師】