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気の散り方15分単位

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2022.01.08
  • コラム

睡眠が減ってくると、瞬間的に短時間寝てしまう

マイクロスリープという現象が起こります。

その他にも余計なことが頭に浮かんで、

目の前の仕事が捗らないなど、

注意力が散漫になっている状態もあります。

睡眠不足になると集中力が低下するのです。

 

ビジネスマンを対象に8日間、

睡眠と注意力散漫の度合いを調査したところ、

やはり睡眠時間が減るとその回数が

増えていくことがわかりました。

ここまでは当然かなと思います。

 

さらに、16分寝る時間が短くなると、

注意力散漫の回数に差が現れるとのことです。

 

実質は15分単位ということですね。

僕も自分の生活を調査してみたところ、

やはり同様の結果になりました。

さらには、前日睡眠が十分でも、

前々日に短かったりすると、

気が散った回数は増えました。

どうやら、前日というより、

習慣的な要素もあるようです。

 

でも、実際15分単位で睡眠時間を

意識するのはかなり難しいです。

なぜなら、そんなにシビアな時間設定をすると、

プレッシャーが働いてしまい、

逆に交感神経が働いて、

覚醒しやすくなってしまうからです。

そもそも人間のスケジュールを

寝る前まで15分単位でコントロールするのは

無理と言わざるを得ません。

そんなに融通の効かない生活こそ原因です。

 

ここから得られる結論は、

15分くらい寝るのが遅くなったりしても、

十分な余裕を持って起きられるように

生活環境の整備をすることと思います。

 

生活全体に余裕が生まれるようにするのが

おすすめです。

 

【顧問医師】

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