W-GYMの「W」~WorkoutそしてWorkinへ~
column
- コラム
当店の名称「W-GYM」というのはどういう意味なのか?
それは「コンセプト」のページで詳しく解説していますので、
是非ご覧ください。
今回のコラムでは「W」が持つ意味の中から、
「Workout(ワークアウト)」についてピックアップし、
当店のコンセプトをよりクリアにしていこうと思います。
トレーニングではなくワークアウト
身体を鍛える行為については「トレーニング」という
言葉が一般的です。
「筋トレ」はまさに「筋力トレーニング」の略語であり、
身体を鍛える言葉として市民権を得ています。
しかしこの「トレーニング」という言葉を海外で使うと、
「誰かに命令されて鍛えているのか?」と思われるのだとか……。
実はこの言葉には「誰かにさせられている」という
ニュアンスが含まれており、例えば軍隊や養成所などで、
上官や教師から「こうしなさい」と言われたものを遂行する
という意味で「強制的に鍛える」行為と捉えられています。
「訓練」という言葉が最も分かりやすいでしょうか。
「トレーニング」とはそういうものなのです。
それに対し「ワークアウト」というのは、
誰に強制されるでもなく「自発的に鍛える」という意味があります。
自身の目標を達成する為に自らの意志で行動を起こすというのは、
強制力がないが故の難易度の高さがありますが、
遂行して行く上で誰のせいでもなく自分の責任の下で行動を起こします。
目標設定も自分で行うのです。
ジムに通い始めた初期段階などは、一種の強制力を
トレーナーから与えられるのは有効かもしれません。
しかしその状態が長く続くのは望ましいことではなく、
あくまでもお客様自身の意志でジムへ足を運んで頂けるよう、
トレーナーがしっかりサポートしたいと考えています。
ワークアウトよりも大切な「ワークイン」
表があれば裏があるというのはW-GYMのテーマでもあります。
「OUT」があれば「IN」があります。
ヨガやピラティスなどのボディワークと呼ばれるものの中では
「WORKIN(ワークイン)」という言葉が良く使われます。
これは自発的な運動という外向きの(OUT)へのエネルギーではなく、
自己の内面(IN)に対してエネルギーを集中させるということです。
(かなり簡易な表現です)
これは私自身も非常に大切にしていることなのですが、
もっとざっくりと言うと「自分と向き合う時間を作りましょう」
ということです。
ワークアウトが自発的な運動であるというのであれば、
その自発的に運動をするモチベーションというのは
必ず自分の中に存在します。
「誰かにやれと言われたから」
とか、
「有名人がやっているから」
というのは百歩譲って導入段階としてはよいとしても、
物事に継続して取り組むモチベーションには至りません。
行動を起こしたということはその行動には必ず
自己の内面にあるモチベーションが存在します。
少しずつ内面に迫りましょう。
それは自分自身と向き合う時間を作ることに他なりません。
だから大切にしたいこと
W-GYMは大阪市内にしては珍しく、
季節を感じ取りやすい堀江公園の目の前に位置しています。
大自然とは程遠い環境ではありますが、
心斎橋や難波のコンクリートまみれの街並みに比べれば
かなり集中しやすい環境にあると思われます。
ワークアウトセッションに入る前に、
呼吸や心を整えるワークを導入していますが、
それはこれからトレーニングではなくワークアウトを
遂行する為のワークインタイムなのです。
2019年も残りわずか。
まもなく2020年がやってくるこのタイミング。
しかも今日(2019年11月27日)は時の入れ替わり。
目標設定をするにはとても善い日です。
是非一度ワークインタイムを設けて、
本当の自分に出逢う準備をしましょう。