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なぜ太ったのかを考える

2021.3.18

3月後半です!

早いもので3月も残り半分を切りました。

W-GYMの目の前にあります堀江公園では

一部開花と言ったところでしょうか。

明らかに春めいてきて、

やはりダイエットやボディメイクのことが

頭をよぎる方も多いでしょう。

 

代表トレーナーである私も、

さすがに半そでのシーズンが近づいてきたと思うと、

「少し腕のトレーニングを頑張ってみようかな」

と思うものです。

 

どうやったら痩せますか?

さて、この季節になると盛んになるダイエットですが、

仕事柄多くの方にアドバイスを求められます。

 

その中でも多い質問は、

「痩せたいんですがどうしたらいいですか?」

というもの。

 

答えを言いましょう。

「いや、知らんがな……」と。苦笑

 

これは決して意地悪で言っているわけではありません。

 

テキトーな返答をすることが、

プロとして憚られるからです。

 

この手の質問に

「こうやったら痩せますよ!」

とすぐに回答してくる人にはまず注意してください。

何故食べ過ぎるのかに迫る!

今回のお話は、本当に肥満で減量する必要が

ある方に向けたお話ですが、

太っているとしたらそれには原因があります。

 

多くの方はそれを、

「食べ過ぎているから」

という風に仰ると思いますが、残念ながら

その認識だけではダイエットは成功しません。

 

「食べ過ぎているから食べる量を減らす」

といった対処をしたところで、

いずれリバウンドするリスクが大きいと考えられます。

 

その理由は「何故食べ過ぎているのか」という、

本当に見ないといけないものを見ていないからです。

目を瞑りたくなる気持ちは重々理解しますが、

これに目を背けてはいけません。

 

ストレスとながら食い

食べ過ぎてしまう原因は十人十色ですが、

大きく2つのパターンに分類する事が出来ます。

 

ひとつは、

職場や家庭でのストレス、不安、苛立ちなど、

心理面の問題。

 

もうひとつは、

食事中にテレビやスマホを見ながら食べる、

俗にいうながら食いです。

 

そして、

心理面の問題を抱えつつ、

ながら食いをする

というダブルパンチもあります。

 

ストレスへの対処

まずストレスについて見ていきますと、

ストレス自体は何が何でも悪者

ということではありません。

 

ストレスがなければ成長できない局面もあるでしょうし、

何もかも順風満帆でストレスフリー

なんて言う状況の方が稀です。

 

大切なことは、ストレスへの対処法です。

 

実はストレスを軽減する最も副作用の少ない行動が、

運動だと言われています。

 

私は、運動は副作用のない精神安定剤

の様なものだと考えています。

 

ストレスをどのように捉え、

そして具体的にどう対処するのかは

ケースバイケースなので言及を避けますが、

何かストレスを感じている方おられましたら、

是非パーソナルトレーニングを申し込んでみるとか、

フィットネスクラブやその他ジムの様な所へ

行かれてみて下さい。

 

少し雑な論理ですが

ストレスによって食べ過ぎるという習慣が、

ストレス解消のためにジムに通うと転換されたら、

太ることはないように考えられますね。

 

ジムに行くという行動自体がストレスであれば、

また別の対処を考えればいいだけです。

 

もちろんそもそもストレスのもととなるものから

離れておくようにするというのは

言うまでもなく大切です。

 

ながら食いは直ちにストップ!

次に、ながら食いについてですが、

これは直ちに勇気をもって辞めてみて下さい。

 

口に入れたものをよく噛むようになりますし、

それだけでもダイエット効果があります。

 

というのも、食べること自体に

エクササイズの要素を持たせる事が出来るのです。

 

咀嚼は顎や表情筋のトレーニングになります。

 

今や普段からマスクをしていて

表情が動いていない方も多いです。

 

ご飯の時ぐらい、しっかりと顎を動かしましょう。

 

さらによく噛めば噛むほど唾液が多く分泌され、

食べ物が適切に消化吸収されやすくなります。

 

エクササイズ効果もあって、

適切な消化吸収が行われるなら、

テレビやスマホから得られる情報より

もよっぽど有益ではないでしょうか。

 

最初の自己分析が成功の鍵

「どうやったら痩せますか?」

に対して、

「ではなぜ太ったのですか?」

と聞かれた時、その原因を探っていくと、

食べている内容というより、

食べ方そのものに問題があって、

更に心理的な要因が多分に関わっている

というケースは決して珍しくありません。

 

自己分析とは時として非常に面倒くさいものですが、

その後得られるもの(この場合だと減量というご褒美)

が、面倒くささを上回るのであれば

やる価値はありそうです。

 

「なぜ太ったのか?」

を考えるところから始めましょう。

 

【代表トレーナー】

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