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科学的根拠があるからほんとにやりましょう?前編

2021.6.26

W-GYMのコラムでは、

健康に関する科学的な根拠

私の考察を主に紹介しています。

いわゆる「エビデンス」というものですね。

 

皆さんにとって

「これは自分に必要だ!」

「これは自分に関係がある話だ」

と感じるものがヒットすればいいな

と思って書いています。

 

そして、私自身がエビデンスを利用するときは、

自分がやりたいシチュエーションに合致しているか、

入念にチェックしてから試すようにしています。

 

エビデンスとは

エビデンスとは、多人数を集めて、

個人差を打ち消して、1つだけ条件を変え、

全体の結果を比べる結果のことをいいます。

 

例えば、筋力が1か月でどれぐらい変化するか?

という実験をするとしましょう。

 

まず100人のグループを2つ作ります。

(多人数を集める)

 

実験は1か月継続させることにします。

グループAは〈週に3回〉運動をします

グループBは〈週に1回〉運動をします。

(1つだけ条件を変える)

 

そして1か月後、ABのグループで

それぞれ筋力を比べて、実験前後で

それぞれどれくらい筋力が向上したかの

平均を比較します。

(全体の結果を比較する)

 

ここで重要なのは、運動の回数以外は

全部条件を同じにしてもらうということです。

 

これで、個人差が打ち消されて、

運動の回数の効果のみが結果に反映されます。

人や動物など個人差が多いものの

実験としてよく使われます。

 

さまざまな実験が無数に行われていて、

日々新しい結果が出てきます。

中には、今までの常識を覆すものも出てくるので、

ちょっとおもしろいです。

 

始まりは、なりたい自分

「自分は運動をほとんどしていないが体力をつけたい」

→では、どうしたら効率よくつけられるだろうか。

 

「食生活を変えてもっと引き締まった身体にしたい」

→では、どんな食事メニューがよいだろうか。

 

という疑問が生じた時、

わざわざ自分が実験しなくていいように、

エビデンスは作られています。

 

多くの人が実験して効果が出た研究結果は、

試せば効果が得られる可能性が高いからです。

これを再現性とよびます。

 

エビデンスを利用する際の注意!

科学は行動の結果を予測してくれます。

しかし残念ながら行動そのものをするべきかどうかに

答えは出してくれません。

 

たとえば、運動をするメリットはたくさんあります。

でも自分が運動をすべきかどうかは

自分が決めることになります。

 

「よい結果があるから運動をしよう。」

と考えるよりも

「楽しそうだから!運動をしたい!」

のほうがわくわくしますよね。

 

運動をしたいという気づきがあったとき、

はじめて科学はみなさんの

味方をしてくれるものなのです。

 

【顧問医師】