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同じ運動で体重が減る人と減らない人がいる不思議

2021.1.30

減量に関する研究

W-GYMではする必要のないダイエットを

推奨してはいませんが、

研究における運動の効果として、

体重が減るという点で比較しているものは多いです。

事実、こちらのコラムをご覧の皆様は、

減量やシェイプアップと言ったことには

少なからずご興味があることでしょう。

今回はそんな研究を考察していきます。

 

同じことをやっているのに……

今回考察する研究のデザインを見てみましょう。

 

肉体的に重労働なホテルのルームサービス係を

2つのグループに分けて行われました

片方には、シーツ交換には40kcal、

室内清掃には50kcal消費しています

といった運動の効果に関する知識を伝え、

もう片方には何も伝えないで、

1か月後の結果を比較します。

 

どちらのグループも仕事以外に運動はせず、

食事、喫煙、飲酒の習慣も

変えなかったにもかかわらず、

前者は体重が減り、

肥満度指数とウエストヒップ比が下がり、

血圧も下がったのです!

 

知識のあるなしで変わる結果

これは健康に関する知識を与えられただけで、

同じことをしていても

運動の効果が表れたということです。

論文の著者たちは、

これはプラシーボ効果ではないか

と考えているようです。

 

身体を引き締めて変えたいと思っている方は

今の生活習慣は変えないで、自分のやっている

身体の動きの知識を入れるだけで、

目標としている身体に一歩近づきうる

という風に言えます。

 

無駄な努力は不要かも……

いやはや、これは画期的なことです。

なぜなら、ジムでの運動や適切な食事など、

体重を減らすための行動を実際にしなくても、

知識がありさえすれば

今よりは体重は減っていくということになります。

これは僕が好きな、努力していないけど気づいたら、

達成していたというパターンですね。

 

ということで。これからもこういった知識を

どんどん紹介していきます。

たまたまご自分が今している作業に

当てはまるような内容でしたら、

ぜひとも心にとめていただき、

結果を出していってほしいです。

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