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記録の魔力!ノーコストでハイリターン

2020.6.13

今回も大阪堀江W-GYMの

顧問医師寄稿のコラムです。

「昨日こんなものを食べちゃった」とか

「お酒を呑んじゃった」という、

後悔する必要のない後悔に囚われて

前に進めない方は多いのではないでしょうか?

そんな方は、是非以下のテクニックを参考にしてみて下さい!

 

 

 

今日夜何を食べるか、

仕事終わりに飲みに誘われたがどうしようか、

ランニングしようか、

いや今日はやめようか、

私達の日常は意識せざるとするに関わらず、

無数の判断の連続です。

 

でも、体作りに関わるところでいうと、

あとから後悔する感覚が多いのではないでしょうか。

お菓子を食べてしまった、

食べすぎてしまった、

運動をサボってしまった、、、

つまり、自分が本当にしようと思っていたことが、

誘惑によりできなかったという状況です。

 

私達の判断とは、周囲の状況により容易に覆ります。

でも、しなければならないのは、

できなかったことを後悔することではなく、

その状況についての分析です。

 

実は私達は、自分のやっている行為が、

どれくらいの時間がかかっていて、

どれほど満足感を得ていて、

どれくらい迷っていたのかをすぐに忘れて、

よく覚えている断片的に思い出から、

自分はこういう性質の人間だと決めつけていることが多いです。

 

そういったバイアスを排除し、

自分の日常生活の行動が

具体的にどうなっているのかを

はっきりさせるためには、

自分のやった行動を記録していくことが

効果的であることがわかっています。

 

具体的には、

睡眠は何時間とっていて、

運動はどれくらいしていて、

運動をしたあとどれくらい快感で、

食事にどれくらいの時間をかけて、

どういったものに美味しいと感じたのか、

こういった記録を取るのがおすすめです。

 

誘惑に負けやすいのはここだな、

運動する前はだるくても終わったあと

わずか15分の運動で疲労が回復したな、

糖分が多めの食べ物はあたまがぼーっとするな、

ここで飲み会に行くか迷ったななど、

最初に行ったあとの発見は新鮮です。

 

僕の実感ですが、これをしてからだと、

自分が作りたいと思っている

習慣化の作成が楽になります。

特に習慣化が難しい、

食事、運動には大きな力を発揮します。

 

 

さらに、日常生活の行動を記録する

メリットは他にもあります。

自分の行動がどれくらい時間がかかるのかが

明確に把握できるようになり、

ムリな予定が減ります。

そうなると、時間が余っている感覚が強くなり、

予定を入れる判断がより正しくできるようになります。

 

これは感想ですが、結果的に運動する時間や、

食事をゆっくり味わう時間などが増え、

習慣が成立しやすくなりました。

 

私は、再生紙製の74円のメモを

持ち歩いて常に記録しています。

メモがなければスマホのカレンダーアプリ

(過去にさかのぼって予定を

いれられるので記録に重宝します!)

もおすすめです。

 

ちなみに、日常の行動記録

(仕事、睡眠、家事、運動、食事の内容など)

は数週間とってみると効果的です。

 

ほぼノーコスト、ハイリターンの

「日常生活の記録」

是非取り入れてみて下さい。

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