以前のコラムでめざましやアラームで起きると、
かなり寝起きが悪くなる現象について紹介しました。
僕は、個人的にはアラームで起きると、
脳神経が焼き切れる音が同時に聞こえます。
アラーム以外で起きる方法としては、
朝日や光で起きるといった
より自然に近い方法で起きると、
かなり目覚めが良くなります。
さらに今回紹介するのは、
起きる時間を決めてから寝るというものです。
これは不思議ですが、結構使えます。
6時に起こすと伝えてから6時に起きるのと、
9時に起こすと伝えてから、
実際は6時に起こすのとでは、
前者の方が目覚めが良くなった
という研究結果があります。
起きる時刻は同じなのに、面白いですね。
どうも、起きる時間を決めてからの方が、
体のホルモン分泌が起きるのに
適した状態になっているそうです。
つまり、人は何時に起きるのか決めておくと、
それに応じて起きる準備を整える
ということが分かったのです。
僕もこれをやっていますが、
大事な時間にはほとんど寝坊しなくなりました。
たとえ寝るのが短くても起きれるようになります。
ポイントは、「6時に起きなきゃな」ではなく、
「6時に起きよう」と思うことです。
前者を意識すると、寝ないといけない症候群
(寝ないといけないため、努力して寝ることによって、
努力した分の興奮で逆に眠れなくなること)
にかかってしまい、かなりキツくなります。
是非明日は「〇時に起きよう」と決意し、
スッキリ目覚めてみましょう。
【顧問医師】