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トレーニングの原則【全面性】

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2019.04.25
  • コラム

トレーニングの効果を引き出すための原則を紹介するシリーズ。

今回ご紹介するのは「全面性の原則」です。

 

全身の筋肉を鍛えよう

ヒップを上げたい!ウエストを引き締めたい!

色々な目標があってジムに通われることと想いますが、

ヒップを上げたいからと言ってヒップのトレーニングするとか、

ウエストを引き締めたいから腹筋だけするとか、

或いは、自分が得意な種目ばかり実施するのは誉められてものではありません。

 

確かにある部位に重点をおいたプログラムを作成することはあります。

例えば骨折をした経験などがあり、極端にその部位の筋力が弱い状況であるとか

何かスポーツに高じていて弱点となる部位があるとか、或いは先述したように、

どこかの筋肉をもっと目立たせたいという場合ですよね。

 

ですが、そういった場合であったとしても筋肉というのは全身にあるわけです。

今はそれでも良いかもしれませんが、筋力というのは何もしないと低下します。

筋力低下しやすい筋としにくい筋は確かに存在しますが、

基本的には全身バランスよく鍛えておく必要があります。

 

ヒップを上げたいとかウェストを引き締めたいという方も、他の部位が全く

問題ない状況かと言えば恐らくそうではありません。

背中や胸や太ももや腕の筋力にも何かしらの課題があるはずですし、

もしかしたらヒップやウェストの問題は他の部位に潜んでいるかも知れません。

 

だから、気になる部位も鍛えて、その他の部位も鍛えて、

全身バランスよく筋トレするようにしましょう。

 

 

有酸素運動もストレッチも大切!

筋トレはボディメイクの為には非常に効率の高い運動手段です。

ですので当店でも筋トレを中心としたプログラムをご提供しています。

しかし健康のことを考えるとそれだけでは足りません。

どれだけムキムキになっても、どれだけナイスバディでも、

階段をちょっと登ったら息が上がるような持久力というのはどうでしょう?

またふとした動作で身体がピキッとなる様な柔軟性とか、

モノを避ける時の俊敏性、ふらつかないバランス、など、

日常生活を豊かに送る為に高めたい体力要素は筋力だけではありません。

もう少し踏み込んでいえば、ムキムキとかナイスバディは二の次でいいのです。

その為には、多少は息が上がるような運動や普段しないのであればストレッチも

ワークアウトプログラムに組み込む必要があるのです。

 

あらゆる体力要素がバランスよく整ってきたときに、ようやく次のステップが

見えてきます。

それがムキムキとかナイスバディってやつですかね?

 

こういったものをバランスよく鍛えるのに筋トレが効率的なのは事実。

ですが、ただ重たいものを持ち上げるとか、ヒップだけとか腹筋だけとか、

そういった偏ったプログラムを実施しないのは

「全面性の原則」に従ったプログラムをご提供しているからなんですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

ご自分でプログラムを組まれる際にもご参考になさってくださいね!

 

 

最後に

 

本シリーズ(トレーニングの原則についての記事)は今回で一旦の区切り。

無暗にトレーニングするのではなく、効果を狙った正確なワークアウトを!

ちなみに「可逆性の原則」という原則を最後にご紹介します。

簡単な話です。

ワークアウトを中断すれば身体はワークアウトを始める前の水準に戻る。

それだけのこと。

是非計画的に継続できるワークアウトプランを!

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