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歩数計~ウォーキングをゲームに変える~

column

2021.06.05
  • コラム

歩くのがつまらないと感じるあなたへ

歩くのが健康に良いと言われても、

それを毎日続けられるかどうかは別問題。

退屈な歩行等いう動作にゲームの要素を取り入れて、

楽しみながら歩いていると、

健康維持のために毎日歩くという行動を

自然に続けることができます。

 

このコラムでも歩くことが

健康にいいということを紹介してきましたし、

これからも推奨し続けることでしょう。

 

ということで今回のコラムでは、

歩くという行為にどの様ゲーム性を持たせるか、

歴史を紐解きながらヒントを探っていきます。

 

江戸時代の歩数計

実は江戸時代にはすでに歩数計は誕生していて、

俗にいう万歩計は約半世紀あまり前に

本で発売され広まったといわれています。

 

歩数計は、歩いた歩数を数字として

表示するというごく単純なものです。

それでも、毎日どれだけ歩けたかを気にしながら、

結果的に多くの人が歩くことにはまっていきました。

 

ポケットピカチュウが大ヒット

時は進み1998年、任天堂が

「ポケットピカチュウ」を発表します。

この製品は、ピカチュウが歩けば歩くほど

親密度が増していくという歩数計でした。

発売後数ヶ月は最も売れたヒット商品となりました。

 

歩くという行為が、

キャラクターとの親密度とリンクして、

ゲームをするときのわくわく感と結びついたんですね。

 

SNS、シェアの時代にみる歩数計

更に時は進み現代へ。

インターネットに常時接続できるスマホが普及し、

ナイキプラスというスポーツバンドが発売されます。

特殊なセンサーを靴に取り付けて

移動距離や速度、時間を計ってくれ、

ほかのユーザーとSNSを通じて

シェアできるようになっています。

 

ここで歩行は、オンラインで共有して

楽しむという形に替わりました。

 

遊び要素が継続のコツ!

何もなければ退屈と思いがちな

歩くという行為も、点数化したり、

レベルアップしたり、シェアしたりといった

遊び要素と結びつけると、

苦痛からゲームに変わります。

 

こういった商品が売れるってことは、

結構中毒性があるということですね。

 

今回ご紹介した様に商品化されているものは

大いに利用して損はないということです。

また商品がなくても、

ご自分の工夫で日常生活を

ゲーム性を帯びたものにして

楽しく習慣化してはいかがでしょうか。

 

【顧問医師】

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