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運動やりすぎと休み方

column

2021.08.31
  • コラム

運動のやりすぎは体調を崩す

運動を習慣化したのはいいけれど、

逆に休みが取れておらず、

副腎ホルモンが出てきて免疫系が低下したり、

ずっと風邪をひいているようになったり

することがあります。

 

運動の量を増やしたり強度を高めると、

休むことがとても大切になってきます。

しかし、アスリートとは違って

みなさんには別に仕事がある人も多く、

なかなか休みの実行が難しい人も

いるのではないでしょうか?

 

さらに、やり込みすぎて精神的な疲労感を

覚える場合もあると思います。

そもそも体を動かさないことに加えて、

効果的な休み方とはどんなのものでしょうか?

何をしたら疲労感は抜けやすいのでしょうか?

 

疲労回復法(勘違い編)

まず思いつく疲労回復法は

横になるということではないでしょうか?

しかし横になって休んでも、

限定的な効果しかないと言われています。

(※もちろん睡眠は大切です)

 

テレビを見たりネットサーフィンなども

同様に一時しのぎにしかならないようです。

また、今すぐ禁煙しろとは言いませんが、

当然タバコを吸っても疲労回復は見込めません。

 

疲労回復法(オススメ編)

ではどの様な方法が有効なのでしょうか?

様々な見解がありますが

今回おすすめするのは新しいスキルの学習です。

 

未知の分野の技術を習得すると

疲労感は軽減すると言われています。

 

ただ今回は運動による疲労の軽減がテーマです。

運動(例えば筋トレ)の習慣化に

よって疲労しているのに、

未知の分野ということで、

ボルダリングに挑戦したり、

HIITをやりまくったりしたら、

体の疲労は増すばかりです。

 

ということでおすすめなのは、

打ち込んでいる運動について、

体を動かさない時にしかできない、

異なる視点から技術を習得することです。

 

「運動休み」という不安を払拭する

ただ、筋トレなどはやり込んでいると

休んでいることそのものに

不安を覚えることがあるかもしれません。

 

そこで休みの日は打ち込んでいる運動の

知識面でのレベルアップに利用して

不安を払拭しつつ疲労回復という、

一石二鳥のアクションを起こすとよいでしょう。

休みを有効活用するという発想です。

 

例えば、チームプレイのスポーツなら

試合を楽しく観戦するのもいいですが、

例えば戦術やトップ選手の動き分析をしてみると、

翌日以降の練習の質が上がる可能性があります。

また筋トレであれば身体の仕組みを勉強してみると

翌日以降、身体の動きがよくなることがあります。

 

このように運動休みの日は、座学の時間にしてみて

有意義な休暇を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

個人的には新しい発見があったりして、

ワクワク感が出ます。

モチベーションを保つ為にも、

とてもおすすめですよ。

 

【顧問医師】

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