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授業中に立ち歩く

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2021.09.04
  • コラム

仕事や勉強中にどうしても

集中しないといけないときがありますよね。

今回ご紹介する研究は、

作業中に運動することで

集中力があがるという報告です。

 

動きながら取り組む!

この研究では男子を対象に行われました。

被験者全員のワーキングメモリを測り、

作業の成績がどうなるのかを調べたのです。

 

この研究で成績の良かった被検者の特徴は、

身体をよく動かしながら

作業にチャレンジした人でした。

足を何度も組み替えたり、貧乏ゆすりをしたりと、

身体を動かせば動かすほど

成績が高かったということです。

 

また、ストレスボールという

手で握りしめるボールを握りながら実験しても、

同様の効果が得られるということです。

 

考え事も動きながら!

個人的には今でもこれがなぜ起こるのか

さっぱりわかりませんが(笑)、

個人的にも効果を実感することがあります。

 

私も複雑な思考が必要な時には、

この研究で得られた知見を取り入れます。

例えばこの患者さんの診断は

複数の要因が重なっている時などです。

 

複雑な思考が必要な時には

室内で動きながらあれこれ考えます。

職場ほど広くない自分の部屋であれば、

ステッパーで運動しながら思考を巡らせます。

座りっぱなしよりも気が散らないことを実感します。

 

授業中に立ち歩く

個人的な考えですが、

運動効果の高いもので行うのがおすすめです。

私が取り入れているステッパーは場所も取らず、

結構な運動になるのでいいかなと思っています。

 

また1時間程度座りっぱなしの学校の授業は

実は効率が悪いのではないか

ということになりますね。

いっそのこと授業中に立ち歩く方が、

いい勉強が出来るのではないでしょうか。

 

【顧問医師】

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