疲れの早期発見②
column
2022.03.05
- コラム
永遠に頑張り続けられる人はいません。
疲れに気づかないでそのまま続行すると、
必ず破綻します。
というのは前回のコラムで申し上げた話。
今回は「疲れの早期発見②」として
破綻しない為に大切な身体のシグナルを
ご紹介します。
なぜ②なのか?
身体に疲れが現れてくるシグナルを
早めに知ることができると、
燃え尽きて吹っ飛ぶリスクが減ります。
とはいえ、そのシグナルつまり指標を
ひとつに絞ってしまうのは危険です。
何故ならノイズが入って
分かりにくくなる可能性があるからです。
つまりシグナルは複数持っておくよいのです。
風邪をひきやすくなったら要注意
今回紹介するシグナルはすばり、
「風邪をひきやすくなる」です。
私は奴隷のような暗黒時代に
月150時間の残業をしていましたが、
毎月必ず風邪をひいていました。
経験則で休みにリラックスできた時に
風邪をひきやすくなると言われますよね。
まさしくよく休めた休日の夜などに
調子が悪くなることが多かったです。
だいたい常識的に、
毎月風邪をひいている人なんていませんよね。
仕事が仕事なのに、状況の異常さに気づくべきでした。
気合いで乗り切るべからず!
世の中には、燃え尽きないことを前提で行動し、
それを押し付ける愚かな人がいますが、
全く非科学的、非論理的です。
そんな人が仕事ができるのか疑ってしまいますね。
疲れが溜まると、即座に免疫系が影響を受けます。
風邪は治すだけでも数日かかりますから、
休んでる間でもパフォーマンスが落ちてしまいます。
「なんか最近風邪をひきやすいな」と思ったら要注意。
そうならない為にもちゃんと休みましょう。
【顧問医師】