アイコン

mail

アイコン

line

お父さんは徹夜で勉強して頑張ったよのウソ

column

2021.01.05
  • コラム

睡眠教育を受けたことがある?

これは個人的な調査で

統計的な処理がなされていないアンケートですが、

イギリス、アメリカ、スペイン、ギリシア、

オーストラリア、ドイツ、イスラエル、

日本、韓国、カナダといった様々な国の出身者に、

子供の頃に受けていた教育を調べると、

食生活、ドラッグ、アルコール、安全なセックス、

妊娠や出産の授業があったかという質問に対して、

およそ9割以上がYesとこたえたそうですが、

睡眠についての教育を受けたかと尋ねると、

0%という結果が出たとのことです。

 

そういえば、学校でテストの前日に、

早く寝たほうがいいのか、

遅くまで勉強したほうがいいのか

いつも疑問に思っていましたが、

どっちにしたほうがいいのかは

誰も教えてくれなかったと思います。

でも、親からは「寝ないで勉強しなさい」

と言われた経験はあります。

 

睡眠は医療業界でも軽視されている

また、医療業界で働くようになってからも、

当直で夜中に「寝られない」

という訴えの患者さんを診たあと、

一睡もせずに翌日の業務をして、朦朧としていたら、

「何眠そうにしているんだ」と怒られたものでした。

 

でも、当直明けで車を運転して交通事故を起こし

そのまま亡くなった医師の話を聞いたことがあります。

 

睡眠を削るメリットはない

はっきりいいますが、状況はどうであれ、

特に知的作業において睡眠を削って

いいメリットは全くありません。

 

ここは僕の考察ですが、

そもそも睡眠を犠牲にしがちな状況は、

教育を受けておらず、

体のことについての知識がないことも

一因としてあるかもしれません。

 

医学部でも、睡眠薬の使い方は教えてくれますが、

睡眠を十分取るとどういうメリットがあって、そ

のためにはどういう生活習慣が必要ということは

全く教えてもらった記憶がありません。

 

睡眠で人生が大きく変わる

個人的な意見ですが、

もはや睡眠の知識は人生にとって必要と

言いきってよく、勉強しておいたほうがいいです。

 

お子さんのおられる方、

健康や医療の仕事に従事している方は、

少なからず睡眠不足に陥っている人や

状況と出くわすでしょう。

 

ぜひ睡眠の知識を教えてあげましょう。

 

執筆:顧問医師

RECOMMENDおすすめ記事