【顧問医師コラム】1日のばかばかしい運動ノルマ
column
2020.03.11
- コラム
大阪堀江のパーソナルジム「W-GYM」顧問医師寄稿のコラムです。
今回は「1日のばかばかしい運動ノルマ」というテーマでお届けします。
みなさんは、運動のノルマを設定していますか?
ぜひ設定したほうがいいです。
私が昔挫折したノルマは、
腕立て伏せ100回、腹筋100回、背筋100回。
もちろん2日で挫折しました。
今となってはこのノルマはむしろ楽ですが、
運動を全くしたことのなかった当時にはとても負担でした。
体が負担というより、心理的に負担でした。
達成感もうまれず、ただただ苦行でした。
どういったノルマを設定するのがいいのでしょうか?
もっときついほうがよかったのか、
トレーナーについてもらって叱咤激励してもらうほうがよかったのか、
そんな根性論はすてましょう。
体づくりを生活に組み入れるのは、とても負担なので、
ノルマはできるだけ低くしたほうがいいことが分かっています。
できるだけ軽いというのはどれくらいでしょう?
例えば、運動なら、
「1日に腕立て伏せ1回」とか
「1日に1回ジムの入り口に行く(トレーニングはしなくてよい)」
など、やることで負担にならないくらいの
ばかばかしいくらい小さいノルマにするということです。
私が個人的に言い換えるとすると、
「軽い風邪でもできる」くらいのノルマです。
これを毎日行い、物足りなくなってきた頃(数ヶ月かかります)
に内容を増やしてみましょう。
内容を増やして、また負担でなくなったら、
どんどん増やしていきます。
注意ですが、それでも一日のノルマは変えないでください。
調子が悪い日は最低ノルマだけこなして、
あとは達成した自分をほめてあげてください。