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ファストフードランチにご用心

column

2022.02.11
  • コラム

「食事の内容は判断や決定に影響が出る」

これは食事に関して色々と調べていると、

多くの研究で導き出されている結論です。

 

例えば、昼食に脂質や糖分の多い食事(ファストフード)

を摂り続けるとどうなるかという研究があります。

なんと1週間続けただけで、

食欲のコントロールが効かなくなったり、

言語学習能力まで下がるという結果になったそうです。

 

過量に接種した糖質や脂質の刺激が、

脳に影響を及ぼすのはほとんど確実だと思われます。

 

それにしてもこの1週間という期間……。

思ったよりも短いですね。

早めにファストフードが続く生活には

終止符を打った方がよさそうです。

 

大人では自分の努力次第でなんとかなるかもしれません。

しかし自分で食事を選択できない子供どもが

ファストフード漬けになるのは色々な面で危険です。

学習能力が落ちるというのは、なかなか残酷でしょう。

大人がしっかりと止めねばなりません。

 

今回ご紹介した一例からも食事の大切を痛感します。

食事の内容が意思決定や学力に影響するということは

つまるところ人生に影響すると言えるでしょう。

しかし私も食事のことについて勉強するまでは

そんなことを考えるはずもありませんでした。

ですが、確かに毎日ファストフード漬けだった時は、

毎日生きた心地がしませんでしたね。

美味しいものを食べたという記憶すらもありません。

 

しかし、そんな負のループにハマっていても、

必ず抜け出すきっかけはあるはずです。

ファストフードをファスティングすると、

お粥ですら美味しいと思えるようになります。

願わくば、「食べたい!」よりも

「食べてよかった!」と思える

味わい深い食事を楽しみたいものですね。

 

【顧問医師】

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