体温と心拍数を測って体調を整える!
column
- コラム
すっかり秋めいてきました。
W-GYM眼前の堀江公園の木々も赤く染まり始めています。
日中はまだ陽の暖かさを感じますが、朝晩はやはり冷え込みます。
心斎橋駅や四ツ橋駅の地下から地上に出るとそれを特に感じます。
この季節の変わり目に体調を崩されている方が
多いように見受けられます。
インフルエンザなどを除く、いわゆる「風邪」
のような症状は多くの場合防げるものが多いです。
分かりやすい例は、身体を温めるようにするとか、
栄養をしっかり摂るとか、そういったことです。
更に踏み込んで考えると、実はもっと具体的にできる、
しかも確実な方法があるのです。
それは、
「毎朝体温と心拍数を測定すること」
これはどういうことでしょうか?
まず大切なことは、平熱を知ることです。
それを知れば「微熱でもないけど平熱より高い」
という体温が測定された場合に、
「あ、ちょっと今日は無理をしないでおこう」
という判断ができるようになります。
心拍数も同様に、安静時の心拍数を知っておくことで、
それの10%程度高くなっている場合は
(例えば安静時心拍数が50なら55)
体調不良の前兆かも知れないと感じ取ることができ、
無理をせずに済みます。
身体は常にサインを出していますが、
多いなサインが出る前にその前兆が必ずあります。
しかしその前兆は気が付きにくいものです。
その気が付きにくいものを明確に示してくれるもの
それが、体温と心拍数なのです。
朝に測るのは、比較的朝の状態がクリアだからです。
ただし前日に深酒をしているなど不摂生があれば、
その判断は難しくなります。
平常時よりほんの少しそれらが高く出た場合、
運動をするにしても軽めにしておくとか、
いつもよりもゆっくり目に過ごすなど、
少し工夫すれば大きなサインとして体調が崩れる前に、
元氣な状態に戻す事が出来るのです。
体調管理の肝は、体調を大きく崩す前に対処をすること。
体調を崩しては病院に行って薬を飲む……
これの繰り返しは学習していないのと同じです。
是非、体調管理の為にも体温や心拍数を、
日々管理する習慣をつけてみてください。