「自分は健康だ」という思い込み

自分は病気とかにかからない！と思っていても

ある日突然体調を悪くしてしまう人もいます。

だから、病院であらかじめ検査を

受けたりするわけですが、

自分は健康だと思っているのは

本当に思い込みなのでしょうか。

医者よりも正確な自己申告

カナダの高齢者を対象にした

６年間の追跡調査では、

自己申告で自分の健康状態が

「悪い」と答えた人は、

「きわめてよい」と答えた人の

三倍の死亡率になることが分かりました。

これだけなら、

そりゃ体調悪いと感じている人は、

身体の不調があるわけだから、

死亡率も上がるのでは……

と思われるかも知れませんが、

実は自分で申告した健康状態のほうが、

医師の診断などの客観的な評価より（！？）、

正確だったことが分かりました。

体調が悪いという感覚も真実

ほかのさまざまな研究からも、

本人の健康状態は、死亡率に対しては

自己申告のほうが正確ということがわかっています。

つまり、自分が体調が悪いなと感じたら、

それは真の状態といえます。

もし、特定の症状があれば、

医療機関を受診すればいいです。

しかし、ここから僕の考察になりますが、

病院に行ったけれども異常はなく、

病名がつくような状態でもなく

何となく調子が悪いという方も結構多いと思います。

まずは睡眠を改善しよう

おすすめとしてはそう感じていたら、

習慣のテクニックを用いながら、

まず睡眠を手っ取り早く変えてしまうことです。

本当は運動をと言いたいところですが、

睡眠、運動、食事の中で、

睡眠は毎日取る上に必須ですし、

日常生活への影響が大きく、

最も手っ取り早く体調を変えられます。

忙しくて優先順位が決まらなかったら

まずは睡眠から変えちゃいましょう。

【顧問医師】