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目先の利益に飛びつきまくる!

column

2020.05.09
  • コラム

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、

冷静な行動が難しい状況ではありますが、

少し心を落ち着けて、顧問医師寄稿の

以下のコラムをご覧ください。

次取るべき行動が改善されるかもしれません。

 

以前読んだ本で、

「人類の行動には膨大な改善の余地がある」

という言葉がありました。

こんな端的な言葉で我々の生活の至らなさを

表した表現はいまだかつてなかったです。

 

その膨大な改善の余地の多くは、

2つの相反する思考様式が絡んでいます。

 

1、目先の利益に飛びつくこと

2、長期的な利益のために今はがまんすること

(今はがまんして長期的な利益を得ること)

 

体作りでいうと、例えば健康的な食事を続ければ、

病気になりにくくなるのがわかっているのに、

ジャンキーなものを何十年と食べ続けて病気になる、

運動すれば健康寿命が伸びるのに、

週末は毎週ゴロゴロして運動機能が落ちていってしまう。

 

この2つの思考様式は脳の機能と関係してきます。

ざっくり説明すると、

1はまだ人間が荒野で生活していたはるか昔、

目の前の獲物をすぐ食べないと死んでしまう

という機能に由来していると考えられます。

ところが、現代では、目の前の獲物は貯蔵することができ、

今すぐ食べないと死んでしまう状況にはなりません。

そういった社会の形成から、

今あるものを将来のためにがまんしておく

という能力が求められるようになりました。

 

しかし、2の能力は、1の能力より歴史が浅いため、

ときに強烈な誘惑があると1が作動してしまい、

気がつくと後々のことを考えないで行動していたということになります。

 

1は我々の中で常に駆動しており、

これの影響から完全に逃れることはできません。

しかし、様々なテクニックが生み出され、

影響を減らす有効な方法があることがわかってきています。

 

私達が運動や健康的な食事を習慣化し、

長期的な利益を得るためにも、

この図式について念頭に置いておく必要があります。

 

1は非常に瞬発力のあるものなので、

気がつくと支配されているということが起こります。

だから、私達はあらかじめ自分で行動を制御する立て看板を立てて、

進むべき道に誘導していく必要があります。

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