みなさんは、失敗したとき、
その直後どんな思いが湧き出てきますか??
これまでのみなさんの人生での経験や思い込みなどから、
形作られる思考パターンがあることが知られています。
でも、それを大きく分けると、
2つのパターンになることがわかっています。
1つ目は、固定型マインドセット、
もう1つは成長型マインドセットとよばれます。
ざっくりいうと、
前者は、人の能力は固定的でかわらないと考えるもの、
そのため、努力を避けたり、
他人や自分への見方を固定化して考えます。
後者は、人間は変化して変わることができるし、
能力は伸ばすことができる、
または今は伸びている途上だと考えるものです。
人生のさまざまな場面で、
後者の考え方は持続的にモチベーションを上げたり、
失敗から立ち直りやすくなったりします。
僕の経験では、失敗すると、
自分の才能や能力が無いせいだと思いこんで
自分を責めるべきなのか、それとも、
責めないでポジティブに考えなきゃいけないのか、
長い間答えが出なかったですが、
無理にポジティブに考えるというのも少しずれていて、
今は成長の途中だ、この失敗は将来に生きると
考えきってしまっていいということなんです。
このマインドセットは、
運動や食事の習慣化がうまくいかなかったときに
効果を発揮しますよ。
うまく続かなかったから、「自分は続かない人」
と考えると何も変わらないし何も変えられません。
「まだなにかの要素が足りないだけだ」、
「失敗から学んでその要素を突き止めていこう」、
というふうに建設的に行動できるんです。
これは思考習慣化すると強いです、
習慣化は自分と向き合う作業になりがちですが、
成長型マインドセットをこころの片隅においておき、
常に足りないものはなにか考えるようにしながら、
自分の行動をデザインしていきましょう。