お菓子がやめられない!②
column
- コラム
何十年後の自分の不利益になるとわかっていながら、
今のよくない習慣を続けてしまう、
これは人間が遠い未来の利益への
認識が低下するという思考の偏りに起因します。
遠い未来のためにうまく行動できない、
しかも、お菓子は強烈な快感を覚える食べ物である。
状況は極めて不利ですね。
私達はどのようにして、
自分の欲求を制御すればいいのでしょうか。
コンビニに行ったときにお菓子を買いたい!
でも食べてはだめ!
といった葛藤を続けていると、
いずれは負けて自分を攻めることになってしまいます。
ここでは、根性論を排除し、
自分の思い通りに悪い習慣を
手放していく方法をいくつかご紹介します。
・まず、悪い習慣はこの日から一切しないと決めましょう。
徐々に減らしていくのは再発率が高いことがわかっています。
・おすすめはそれまでに自分の行動を下調べをすることです。
お菓子を食べてしまう、
あるいは買ってしまう状況のときが
どんなときだったのか、
メモをとっておき決心が崩れる状況を把握しましょう。
・その状況に応じてif thenプランニングを設定し、
お菓子を食べそうになるときに、予めどういう行動
(コンビニからでるなど回避的な行動でも大丈夫です)
を取るのか決めておき、ノートに記録しておきます。
それに沿って行動します。
・本当に衝動が出てきたときにその衝動を採点します。
・その衝動が出てきてもすぐには
食べられないように、手に入れるのに
時間がかかるような先延ばしを設定しておく。
僕の実際の例ですが、
僕はお菓子は自分に禁止をしていません、
もらったら食べますし、
みんなと完食するのはOKとしてあります。
ですが、普段自分だけのときは
食事のデザートとしてはOKですが、
”間食”はしないと決めてあります。
やめる日を翌日に設定し、
その日は食べたいと思ったときに
実際にコンビニに行ってどういうときに
衝動が出てくるのか細かく書き出しました。
結果、僕はストレスを感じたとき、
食事が物足りなかったときに、
よくお菓子を大量に買っていることがわかりました。
前者は運動でカバーし、
どうしても食べたくなったときには
スーパーに行ってフルーツを一個買ってみる
というif then ルールにしました。
それから自分でコンビニやスーパーで
間食用のお菓子を買ったことはほぼ皆無です。
あまりにも食べたい!
という衝動が湧いてきたら、 ★3つだななどと、
自動的にその度合を採点するようにしています。
これで食べたいという衝動から少し離れられるのです。
そもそもコンビニやスーパーでは、
買い物リストを見つめていて
それ以外にはそもそもお菓子の売り場に
行かないようにしました。
こんな単純なテクニックの組み合わせで、
この1年を振り返ると1度も買ったことはありません。
ここでご紹介したのはテクニックの一例ですが、
葛藤が生じないようにみなさんもぜひ
テクニックを組み合わせて習慣を変えてみてください!