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オキシトシンを分泌して眠りに落ちよう

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2020.09.05
  • コラム

W-GYM顧問医師が綴る

睡眠不足を解消する為のテクニック。

寝付きを良くするテクニックはたくさんありますが、

今回は眠れるホルモンを分泌させるテクニックです。

 

オキシトシンと言って、

ストレスを減らしたり痛みを和らげたり、

眠りの質を高めるホルモンです。

ちなみに、このホルモンは、製剤になっていて、

病院では主に分娩誘発のために使われます。

僕も麻酔科を研修していたときに一度だけお目にかかりました。

 

しかし、まずはそんな製剤に頼る必要はありません。

どうするかというと、ハグです。

ハグをすると、オキシトシンが分泌され、

眠りにつきやすくなることがわかっています。

 

では、パートナーがいない人はどうすればいいでしょうか。

もはやハグする相手は人間ではなくても

いいということもわかっています。

僕も夜中に目が覚めて眠れない時期があり、

こっ恥ずかしいですが、

寝れなかったら試しに家にあった

ぬいぐるみをハグしてみることを繰り返してみました。

なんにも安心する理由がないのに

安心した気分になっていつの間にか

寝ているということがよくありました。

実感ではだいたい8割位でそのままいつの間にか寝ていました。

 

このテクニックを好んで使う理由は、

やはりなんといっても副作用がほとんどないことですね。

睡眠薬は、中枢神経の副作用が多かったり、

薬を突然やめたときも離脱症状がありますが、

これはお金もかからない上に、身体的な苦痛がゼロです。

 

しかも、他のメリットとして、パートナーがいる方は、

その方との関係もよくなる効果もあります。

こういう手法に注目し、科学的な効果の裏付けをとって、

皆に広めている人がいる、本当にセンスがあるなといつも思います。

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