アスリートを対象にして行われた研究によると、
睡眠不足は怪我の発生率を
上げることが分かっています。
シーズン中、平均睡眠時間が
大体６時間になると、
８時間寝た時に比べて倍ほど
怪我の発生率が高くなります。
結構大きいですね。
アスリートと契約している経営陣にとって、
アスリートの怪我は投資の失敗を意味します。
それを考えるとたいへんなことと言えます。
アスリートの睡眠の研究は進んでいて、
その多くは８時間睡眠を
カットオフとしているようです。
僕もきつい運動をしたときには
７時間だと睡眠が足りないことがあります。
一般の方でも、スポーツで収入を得ていなくても、
かなりやりこんでいる方も多いでしょう。
ほかの仕事との兼ね合いで
睡眠時間が増減することも多いかと思います。
この研究を解釈しなおすと、
積極的に身体づくりをされている
一般の方のほうが、アスリートよりも
睡眠不足に陥りやすく
影響をもろにうけるかもしれません。
仕事で睡眠時間が少ないまま
長期的に運動していると怪我が激増するので、
くれぐれも無理をしないようにしてください。
【顧問医師】