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何を食べるかより、どう食べるか。

2021.8.12

何を食べたら太る?

溢れかえるダイエット情報に翻弄される方の多くは、

何を食べたら太るとか、

何を食べたら痩せるとか、

そんな話ばかり気にされます。

 

例えば炭水化物(糖質)は太るとか、

野菜から先に食べるとよいとか、

タンパク質は〇〇g必要だとか、

そう言った話ですね。

 

もちろん「何を食べるか」は大切です。

 

しかし、そもそも論として

「どう食べるか」の方が大切と考えています。

 

何故なら、細かいことばかり気にしていては、

食事がストレスフルなものになってしまうからです。

 

食事がストレスになってしまうと?

食事は日常的なものですから、

それが常にストレスフルであれば、

慢性的に交感神経が過敏になり、

消化不良が起こります。

 

なので「何を食べるか」よりも「どう食べるか」、

つまりストレスにまみれたまま

食事をしないようにした方がよいのです。

 

私は仕事柄、体形が崩れない様にした方が

いいとは思っていますが、

別にその為に口に入れるものに含まれる

栄養素やカロリーをちまちまと

計算することもありませんし、

場合によってはラーメンだって

ジャンクフードを食べることがあります。

 

ですが、別に太っていません。

それが事実なのです。

 

私にとって計算も食べたいものを

無理に我慢しすぎるのも不要なストレスなのです。

 

食べ方は生き方

最近あった実話ですが、

10年ぶりに会った人に

「え、10年前のままですね!」

と言われました。

 

私は10年ほど前は競技者として

スポーツに携わっていましたが。

競技を引退したのに体形を維持していることに

その人は驚いたようなのです

 

それが「あなたは今でも運動しているから」

と突っ込むのであれば、運動すればいいのです。

 

つまり「食べ方」は「生き方」です。

食べ物だけにフォーカスしてはなりません。

 

ちなみに私の周りにいる

パーソナルトレーナーや管理栄養士といった人々も、

そんなに細かく食事のことを

気にしている素振りはありません。

 

めちゃくちゃお酒を呑む人もいますし、

から揚げが好きな人もいますし、

スイーツが大好物と言う人もいます。

 

しかし皆、人並み以上の体形をキープしているのです。

 

そう考えると、

細かいことを気にしすぎていること自体が

ダイエットの成功を阻害しているのではないかと

推察できます。

 

細かいことを気にしすぎる「生き方」であれば、

それはしんどいですよね。

 

無頓着であるわけではない

かと言って何も気にしていないとか、

食事に対して無頓着であるわけではありません。

 

気にしていることがあるとすれば、

ご飯を食べる時は

スマホやテレビを見ない(ながら食いをしない)とか、

基本的には和食にするとか、

季節の野菜や果物や魚を食べるとか、

よく噛んで食べるとか、

「いただきます」と「ごちそうさま」の気持ちを持つとか、

ジャンクフードが続かないようにするとか、

そう言ったことです。

 

はっきり言ってコンテストに出る為の

ボディメイクなどの特殊な事情を除けば、

カロリー計算をし続けている人や、

PFCバランスがどうのこうの

なんていう話をする人はほとんどいません。

 

目の前にある食事を美味しく頂き、

その食事そのものを楽しむ気持ちを持っている人ほど、

幸福度も高くなります。

 

マインドから整えよう

目の前にある食事を「食べたら太る」とか、

せっかく頂いたその命を

「食べちゃった」なんて言って悪者扱いする

というマインドに問題があるのではないでしょうか?

 

何故そんなマインドになってしまうのかという、

根本的なところに踏み込んで、

食事という小さな単位ではなく、

生活全般と言う大きな単位にまで

目を向けてみましょう。

 

仕事があまりにもストレスフルであるとか、

自分を追い込みすぎていて労わる時間がないとか、

スマホから飛び込んでくる

どうでもいい情報に逐一反応的になっているとか、

夜更かしで睡眠時間が著しく短くなっているとか、

そういったところが問題なのかもしれません。

 

是非、「何を食べるか」という発想から、

「どう食べるか」という発想へ転換して、

その食べ方に問題があるとすれば

「それは何故か?」

というところまで踏み込みましょう。

 

そうすれば、ダイエットなんてすぐに成功して、

リバウンドすることなく、

二度と取り組まなくてもよくなるかもしれません。

 

【代表トレーナー】

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