正しいトレーニングとは?
column
- コラム
自宅トレーニングの季節?
W-GYMのある大阪では緊急事態宣言が
またしても発出されております。
当店は休業要請の対象外ですので、
対策をしつつ平常通り営業を続けておりますが、
大型のフィットネスクラブなどは
休業を余儀なくされているとのことですし、
やはり外出しにくい状態ですね。
そこでYoutube等でトレーニング動画を見て、
それを「自宅トレーニング」として実施するという
有難いサービスが役に立つのかも知れません。
貴方に合っている?
使いようによっては非常によいものだと思いますが、
気を付けなければならない点があります。
それはその動画にアップされているトレーニングが
貴方に合ったものかどうかということです。
特に「正しいスクワット」の様な表現がなされている
タイトルの動画やその他の情報は特に注意が必要です。
「正しい」とは?
トレーニングというのは常に目的が先立ちます。
今例に挙げたスクワットにしても、
なぜスクワットをするのか?が大切です。
その目的が明確に定義されていない状態で
何が「正しい」かなんて分かるはずがないのです。
特にスクワットは目的によって足の幅、
しゃがみ込む深さ、動作のスピード、
動きの手順等が異なります。
また目的が同じであったとしても、
体格、性別、熟練度によって
実施する内容は異なります。
そして目的や個性によっては、
別にスクワットではなくてよいこともあります。
もちろん、「スクワットがしたい!」のであれば、
スクワットをすることが目的になりますが、
それでも個性という問題が残りますね。
他のトレーニングにしても全く同じです。
くどいようですが
「正しい」という言葉そのものが
「正しくない」のです。
適切に鍛えよう
ここで大切にしたい考え方は
「適切なトレーニング」というものです。
個人の目的を達成する為に、
個性を考慮して実施されるトレーニングが
「適切なトレーニング」です。
トレーニングは決して型にはめてだけ
行うものではありません。
「正しいトレーニング」
というまことしやかなタイトルに釣られて、
ご自分の目的を見失うことの
ないようにご注意ください。
また自分が行っているトレーニングが
適切なのか判断しかねておられる場合は、
お気軽にご相談ください。
【代表トレーナー】