寝るときの気温超大事
column
2020.11.14
- コラム
最近季節が移り変わってきていて、寝室に入るとき、
肌寒さを感じる方もおおいのではないでしょうか。
そこで風邪を引かないように暖房を入れたり、
布団をたくさんかぶったりして寝たくなりませんか。
今回のコラムは、そんな睡眠に関わるお話です。
執筆:顧問医師
意外と知られていませんが、
睡眠の質は体温調節が大きく関係することがわかっていて、
そういった研究もいくつかされています。
サーモスーツを着て身体の深部の温度を保ち、
表面温度を下げて寝てもらうと、
夜中に目をさます回数が減り、
深い睡眠の時間が長くなったとのことです。
ほかにも、足を布団から出すだけで、
睡眠の質が高まることもしめされています。
私達の身体は熱を保つ機構に長けていますが、
冷やすことはあまり得意ではありません。
現代では、空調や寝具もそろっていて、
更に電気毛布や湯たんぽといった
身体の温度を高めるデバイスに事欠きませんが、
逆に温度をそこまで上げないほうがいいということです。
で、実際にやって生活しているのですが、
やはり睡眠の質は深くなった感覚があります。
失敗したことがあり、体温を下げる工夫をやりすぎると、
本当に寒くなって、身体が縮こまってしまい、
起きたときに身体がバキバキになったり、
それで質がさがることがありました。
注意してください。
やはり寒いと感じないくらいの
適度な温度がいいのではないかと思っています。