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トレーニング飛ばし過ぎてない?2025年が1カ月経過したので堀江のパーソナルジムからアドバイス

column

2025.01.31
  • コラム
  • 前田岳人

ついこの前に年が明けたと思ったら、時はもう2025年1月31日。

あと12時間もすれば2月に突入です。

「今年こそは!」と意気込んでトレーニングを開始した人もおられることと思いますが、順調に取り組めていますか?

今回のコラムでは年明けからトレーニングを頑張ってきた人に送る、2月の迎え方。

題して「2025年も1カ月が経過!トレーニング飛ばし過ぎてない?~堀江のパーソナルジムからアドバイス」!

今年こそトレーニングを継続させたい方は必見です。

2月になるとジムに来なくなる

私はフィットネスクラブの社員を7年ほど経験しました。

トレーニングエリアで各種ご案内、グループレッスン、そしてパーソナルトレーニング等々、1日の勤務の中で色々なことをします。

その中でも大切な業務のひとつが新規入会者へのオリエンテーションです。

初めてご利用になる方に、施設やトレーニング機器の使い方をご案内する仕事です。

私が働いていたフィットネスクラブは月額制でしたので、オリエンテーションは月初めに集中します。

オリエンテーションが終われば後はご自由に、という感じなのですが、自分が担当したお客様が適切にご利用出来ているかを、日々確認したものです。

そんな中で良く起こることがあります。

それは、オリエンテーションを終えて最初の数週間はほぼ毎日の様にトレーニングにやってくるのに、2カ月目を迎える辺りから徐々に利用頻度が低下し、3か月を終える頃には天然記念物と化し、気がつけば退会届が出ているという展開。

1月に入会した人は2月にはあまり見なくなってしまう。

これは「フィットネスクラブあるある」と言ってもよいでしょう。

身体は急激な変化に弱い

人間の身体は急激な変化に弱いものです。

これは生体恒常性(ホメオスタシス)という人間が持っている身体の働きによるものです。

暖かい部屋から寒い外に出るとくしゃみが出るように、急な環境の変化には弱いのです。

「フィットネスクラブあるある」の人たちは、一念発起して入会したのはよいものの、これまで全くしてこなかったジム通いを毎日の様に行ったことにより、途中からなんだかしんどくなってくるのです。

しかも1カ月で劇的な変化があるわけでもなく(これもホメオスタシスによる)、「頑張っているのに効果が出ない」と心理的にも面白くないと感じます。

ホメオスタシスの影響、そして面白くないジム通い。

そんなものが続くはずがないのです。

良かれと思って最初から飛ばし過ぎると、かなりの確率で「フィットネスあるある」の展開を迎えます。

トレーニングの強度や頻度に強弱をつける

私たちの身体はトレーニングで与えた刺激に反応して成長します。

それが筋肉がつくとか体脂肪が落ちるということなのですが、どんな刺激もずっと右肩上がりで高め続けることは出来ません。

ちょっと飛ばし過ぎたかな?という時期を過ごしたら、次の同じだけの時期は少し落とし気味にすることが、長期的にトレーニングを継続させ、その効果を得る為には重要なことです。

つまりトレーニングの強度や実施する頻度は右肩上がりの直線ではなく、緩やかな波を描く線になるのです。

だから私たちW-GYMのロゴは「波」を打っている「W」。

しかも右の方が上がっているでしょ?

そして波は英語で「Wave」。だからW-GYM。

私たちが定期的にお越しのお客様に提供するパーソナルトレーニングは、意図的に波をつくっているので、無理なく継続することができます。

山はぐるぐる登ろう

山登りでは、山の頂上を目指す時は山の周りをぐるぐる回りながら登ることが大切と言われます。

頂上を目指して急な坂を一気に進むと、一度つまづいたが最後。

滑落してしまう恐れがあります。

しかし、山の周りをぐるぐるしながら登っていれば、多少つまづいても一休みすればまた歩きはじめられますし、滑落することはありません。

山の周りをぐるぐるしながら登る軌道はらせん状になります。

私たちの身体にあるDNAは二重らせん構造になっていて、生命体というのはある種のらせんであるとも言われています。

ある種のらせんが内包されている私たちが行うトレーニングの計画も、らせん状であるのが理想なのではないでしょうか。

「フィットネスクラブあるある」はある種の滑落と言ってよいのです。

「急がばまわれ」ということですね。

2月はゆっくりしたって大丈夫

少しこみいった話をしてしまいましたが、そんなこんなで1月はちょっと飛ばし過ぎたと感じている人は、2月はちょっとぐらいゆっくりしたって大丈夫だということです。

むしろ少々強度や頻度を落として、2月の中旬から後半、あるいは3月頃からまた徐々に強度や頻度を高めればよいのです。

いい意味でゆるい波のように、あるいはらせんの様に。

今年こそ運動を継続させる為に、そんな考え方をしてみてはいかがでしょうか。

W-GYMではパーソナルトレーナーがお客様の体調等も考慮して、適切な強度設定をしています。

自分に合ったやり方を見つけたいという方は、是非お越しください。

2月からパーソナルトレーニングを始めるというのはキリがいいですね!

 

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