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【顧問医師コラム】Wants

2020.3.28

大阪堀江のパーソナルジム「W-GYM」顧問医師寄稿のコラムです。

 

先日、前田トレーナーと前原トレーナーと

ディスカッションする機会がありました。

つくづくよくディスカッションする仕事です!笑

 

両トレーナーの経験談で、ジムに通う人が、

個人的に、何を目的にするのかが大事なのではないか

とおっしゃっていました。

 

みなさん、運動や体作りは何のためにしていますか?

健康のため、ダイエットのため、何となくあるのではないでしょうか。

 

体づくりの目的を決めましょう。

しかし気を付けることがあります。

私の体験からお話しましょう。

 

 

私は学生時代10年近く塾講師のアルバイトをしていました。

(大学を二つ卒業したので学生時代が超長いです!)

よく親御さんから

「何のために勉強するのか先生の立場から教えてあげてほしい」

という依頼を受けました。

 

例えば英語だと、

「将来ほかの言語も習得が容易になる」

「海外の人と話すと自分の常識が壊されて新しい視点が得られる」など、、。

確かに間違えてはいませんが、答えにはなっていません。

当時、答えるのは難しいと感じていました。

最近になってそれの答えとなる研修やエビデンスが出てきて、

なるほどな!と思いました。

 

つまりそれらはすべて「メリット」に過ぎないのです。

目的とメリットは違います。

目的は自分の価値観から設定するものということです。

そのほうがモチベーションを保ち続けやすくなることが

明らかになっています。

 

したがって、前回運動のメリットをお話しましたが、

それと皆さん自身が設定する目的とは同一ではありません。

メリットを通して自分の価値観を実現するための目的を設定しましょう。

 

 

ちなみに僕は、仕事のストレスと人間関係のストレス、

失恋のストレスにボロボロだった時に、

Teststeroneさんの『筋トレは最高のソリューションである』を読んで、

筋トレすると「苦境でも俺ないメンタル、強いカラダ」

を与えてくれるとあって、とてもそうなりたいと思って、

それを目標にしました。

慢性的なストレスは病気にかかりやすくなったりします。

結果的に健康につながりました。

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