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こんな時はマルチタスク推奨

column

2021.11.06
  • コラム

複数の作業を同時進行することを

マルチタスクと言います。

以前からコラムで紹介していますが、

スマホをはじめとして現代のツールは

マルチタスクしまくれるようになっていて、

仕事などの生産性を落としているといわれています。

でも、実はこの現象を

逆手に取ることができます。

今回は珍しく精神医学的な話題です。

 

そもそもマルチタスクの何が悪い?

また、作業が終わらないばかりか、

時間に追われる感覚が強くなって、

著しくストレスを感じやすくなります。

また、作業がそもそも遅くなってしまうので、

忙しい感覚が増えても

現実は悪化していきやすくなります。

また、うつ傾向になったり、

漠然とした不安が増幅するといった

健康面での悪影響もあります。

 

脳の機能により人間は一つのことにしか

集中できないようになっているため、

このような現象が起こります。

 

僕もこのことを知ってから、

日常生活にマルチタスクが

入らないようにする工夫を

そこかしこに置きまくっています。

 

マルチタスクの有効活用法

激しい怒りの気持ちがわいてきたときに、

認知機能を使う作業を行うと、

怒りから効果的にそらせることがわかっています。

 

先ほど述べたように、

人間の脳は一度に複数のことに集中できません。

特に認知機能と感情は、同じ脳の領域を使います。

怒りという激しい感情に揺さぶられたとき、

認知機能を使う作業をすると、

感情の働きが鈍くなるのです。

 

僕個人の話で、怒りの時も使いますが、

悲しみのほうが効果的だと思います。

 

たとえば、以前同僚が亡くなった時、

かなりショックでしたが

仕事で考える作業に没頭するようにして、

徐々に受け入れていきました。

もし、この対処法を知らなかったときは、

ずっと死別の悲しみがあると、

食事や睡眠、運動といった習慣が

壊れやすくなったりしました。

もっとすすむと、同じことをループして

考え続ける反芻した思考が続ていたかもしれません。

 

まとめ

ここまでの話を少し拡張して解釈すると、

激しい感情や突然のストレスで揺さぶられたとき、

考える作業をしてあえて

マルチタスク状態にすることで、

感情を切り離せるというメリットがあります。

 

普段、マルチタスクは

できるだけ避けたほうがいいです。

しかし、どうしようもない状況を、

考える作業でいったん切り離し、

生活を維持していくときだけは使えます。

試してみてください。

 

【顧問医師】

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