ボーイスカウト活動で成長促進?
column
2021.07.20
- コラム
子どもの頭をよくしたり、
よりよい発達を促したいと
考えている親は少なくないでしょう。
またそんな発達をサポートするのは
そう簡単ではないとも感じることでしょう。
今回のコラムはそんな、
子どもの成長に関するお話です。
自然の中を探検する!
自然の中で運動して
探検遊びに多くの時間を割くと、
子どもの認知機能と情緒的発達が
強化されることが分かっています。
知覚能力、IQ,言語能力、
数学的能力が向上するうえに、
学習に向けた下地もできると
研究で報告されています。
しかもその効果は学年が低いほど
大きいことが分かっています。
(※当店代表トレーナーの前田は、
幼少期から中学生ぐらいまでは
本格的にボーイスカウト活動を
していました。
これは何かしら
影響があったかもしれません。)
自然が薬を減らす?
実はこの研究が行われたフィンランドでは、
ADHD(注意欠陥多動性障害)の
子供たちの割合は
アメリカと同程度といわれています。
でもアメリカに比べてフィンランドでは、
薬を服用している割合が少ないとのことです。
自然の中で活動する時間が多いためかもしれません。
大人が積極的に自然へ連れ出そう
僕は地方で働くことが多かったのですが、
子どもがいる同僚は、
子どもを積極的に外に遊びに連れて行って、
子どもと一緒に身体を動かす人が多かったです。
これはすばらしいことですね。
やってみるとわかると思いますが、
屋外の何もない自然の中でも、
工夫すれば結構面白い遊びができますし、
森の中のアスレチックなども増えてきています。
そう考えると、大人が子供に対してできることは
意外とあるように思います。
お子さんのおられる方は
ぜひ外で探検させてあげましょう。
【顧問医師】