タッグを組め!後編
column
- コラム
今回のコラムは前回に引き続き、
運動習慣を自分の人生の一部にすべく、
相棒と協力していくという
テクニックについて紹介します。
大切なのはタッグを組む相棒と
一緒に運動をすることではなく、
ミーティングの機会を作ることです。
勿論、付き合っている人や、とても近しい友人、
配偶者、家族でタッグを組むときは、
一緒に運動してもらうととてもよいです。
そこまでの距離感ではない人の場合でも、
ミーティングのスケジュールを組むだけで
十分に効果的です。
ではどんなミーティングをするとよいのでしょうか。
それは以下の3点がポイントとなります。
1、最初決めた決まりが守れたか、実行できたか
2、どう変わったか、主観的な成果
3、進捗状況
項目ごとに発表してもいいですが、
無理に議題を決めなくても、
恐らく自ずと口をついて出てくると思います。
運動は成果につながるまでが長い時間が必要です。
そういった意味でも、1ヶ月、数週間に1度
という頻度でも問題ないです。
むしろその方が話しやすいかもしれません。
やってみるとわかりますが、スランプが減ります。
仲間がいることで、適度に客観的にみられるので、
1つのことにつまずいて
うんうん唸っている時間が少なくなってきます。
例えば、あなたが少し怪我をしてしまい、
運動が億劫になってしまい量が少なくなってしまった、
というケースを考えてみます。
相棒から「しばらくごく軽い運動だけにしたら?」
というアドバイスがもらえるかもしれませんね。
自分1人なら、運動を続けると言っていたのに、
怪我によって心が折れそう……
といった葛藤と戦ってしまいがちですが、
こういった一言は本当に心強いものです。
ぜひ自分と同じ目標を持っている人がいたら、
思い切って声をかけてみましょう。
実は、僕も個人的には3、4人こういう相棒がいます。
恥ずかしかったその一声をかけたお陰で、
達成できたこともたくさんあります、
タッグを組むメリットは計り知れないです。
【顧問医師】