パーソナルジムを選ぶ時の注意点
column
- コラム
パーソナルトレーニングを始めたいと思い立った時、
あなたは何を基準にジムやトレーナーを選ぶでしょうか?
今回はパーソナルトレーニングジムや
パーソナルトレーナーを選ぶ際に気を付けたいことを、
W-GYM代表トレーナー前田の視点で書いていきます。
昨今ではパーソナルトレーニングジムや
プライベートジムが乱立しているエリアも増えてきており、
W-GYMのある大阪の堀江も例外ではありません。
これだけ乱立していれば選択が難しいのもよく分かります。
多すぎてワケが分からないというのが
正直なところかと思います。
また乱立しているが故、私たち提供する側も
何とか皆様の目に留まろうと必死です。
SNSで広告を出したり、チラシを入れたり配ったり、
努力をしているジムやトレーナーも多いものです。
ここで消費者である皆様が見る際、
いい意味で目立っているのか
悪い意味で目立っているのかを
ちゃんと見極めることが重要かと考えています。
いい意味で目立っているジムというのは、
お客様が忖度なしに
「ここのジムはいい!」と仰っているジムです。
悪目立ちするジムというのは、
あたかもトレーナー自身が主役であるかのように
振舞っているジムです。
例えばトレーナーがコンテストの入賞経験があるとか、
男前だとか美人だとかいうのは結構なことなのですが、
それとあなたの身体創りに直接の関係はありません。
そもそもパーソナルトレーニングにおける主役は
トレーナーではなくお客様であって、
トレーナーは縁の下の力持ちでしかありません。
そんなに目立とうとしている時点で、
少々不適切である様に感じてしまいます。
また悪目立ちの好例として挙げられるのが
「1か月で痩せる」とか
「3か月で10㎏減量」といった、
少々無茶があるのではないかと思われる
謳い文句を多用しているものです。
確かに最短で体重を落としたいという氣持ちは
痛いほど理解するのですが、
お客様の長きにわたる美と健康のことを考えると、
もっと長い目で取り組むべきであるというのが
提供者側の誠実な態度であると私は考えています。
例えばあまりにも過体重であるなら
1か月で痩せることも必要でしょうし、
3か月で10㎏減量することもあるでしょう。
しかしそれは殆どに人には当てはまらない特殊事例です。
特殊事例を広告に利用するなど、
あまり褒められた方法ではありませんね。
いい意味で目立っているジムでは、
そういったことはまずしていないはずです。
まず無茶な減量を謳い文句にするのは、
ジムとしては不適切ですし、
本当に減量の必要性があるなら整えるべきは食事です。
食事に関しては管理栄養士の様な
有資格者が対応すべきですし、
そういった資格のないトレーナーは、
アドバイスはしても過度な介入は慎むべきなのです。
更に言えば、トレーニングというのは
継続してこそ結果が出るものです。
3か月というのは序章でしかなく、
本格的に身体を変えていく
スタートラインに立ったに過ぎません。
確かに3か月で結果が出るのは
魅力的に思うかも知れませんが、
人間の身体はそんな急激な変化には
耐えられないものです。
芸能人やモデルのように求められる容姿が
仕事に直結するという場合であっても、
やはり継続的に取り組んでおられるから
あのスタイルが維持できるわけですね。
その辺りの現実を伝えてくれるジムというのが、
いいジムなのだと想います。
【代表トレーナー】