嫉妬したことはありますか？

大人になってからは「嫉妬する」という言葉を

発することは少ないかもしれませんが、

たまにはそういう感情になることも

あるのではないでしょうか。

僕は中学生の時、勉強もできて、

バスケットボール部でスポーツもできて、

ハンサムで、女子から声をかけられまくる

同級生のYくんに嫉妬していました(笑)。

当時は僕は真逆な人間でした。

更衣室でムキムキの身体をもっているのを見て、

仕事もできて、ポジティブで、

姿勢もよい先輩に嫉妬したこともあります。

嫉妬してしまうワケ

嫉妬した人に対して、いじわるしたり、

避けたりする人がいますが、

これは全く意味がありません。

答えはその嫉妬する理由にあります。

嫉妬とは、自分がまさしくなりたいものを

相手が体現しているからということがわかっています。

嫉妬はチャンス！

ということは、嫉妬はまさにチャンスなのです。

嫉妬している時というのは

本当に自分がなりたいものがはっきり分かり、

それに向かって進みみたいという時なのですね。

僕もその時の先輩の体型が頭に残っていて、

「どうしてあの人にできて自分にはできないんだ」

と思っていましたが、しばらくして、

自分の身体を鍛えるようになりました。

これが嫉妬の力です。

嫉妬の感情を見逃すな！

自分のなろうと思ったものが分からなかったり、

そういう気分にならなかったりすることも

あるかもしれませんが、嫉妬の感情が現れたら

それを逃さないようにしましょう。

逆に、お金持ちでブクブクに太っている人がいても、

お金ほしいなと思っても、

太ってまでその域に達したいとは思わないですよね、

嫉妬がわかないわけです。

これは僕の経験ですが、

特に、身体や健康にかかわることで嫉妬すると、

自分にとって犠牲になるものがなく始めるだけなので、

行動の強い後押しになると思います。

執筆：顧問医師