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チョーキング現象~習慣のメンテナンス~

column

2021.08.24
  • コラム

身体の為に良い習慣を身につけていても、

例えばついジャンクフードに手が伸びるということは

珍しいことではありません。

ジャンクフードを完全に排除することは

目指さなくてもいいかも知れませんが、

やはりなるべく手を出さないように、

日々の習慣をメンテナンスしておきたい

ところですよね。

そこで今回は習慣のメンテナンスの

テクニックをご紹介します。

 

チョーキング現象

どんな熟練したアスリートでも、

いつも自動的に行なっていることに

意識が入ってしまうと

フリーズしてしまうことが起こるそうです。

これをチョーキング現象と言います。

 

もちろんアスリートに限らず、

私たちの日常生活でも起こることです。

 

この状況を故意に作ることで、

自分の行動を客観視するきっかけにして、

自動的にやってしまいそうな習慣や

行動をコントロールしやすくなります。

 

実例・お菓子の成分表を見る

とある方が実際にされている工夫をご紹介します。

それはお菓子を買いたいと思う時、

必ず裏の栄養表を見るというものです。

 

ここで見るのは栄養素別の内容量で、

大抵の市販のお菓子は、

炭水化物と脂肪がことさら多く、

タンパク質が少ないです。

 

見るとだいたい

「全然栄養が入ってない。

こんなものを食べようとしているのか」

と感じて、食欲と買う気が失せるそうです。

 

事実、スーパーで買うお菓子の量が

激減したと言っていました。

 

きっかけを作る余裕を

個人的な経験の話ですが、

自分を客観視するときに難しいところは、

時間に追われた生活をしていると

きっかけを作る行動そのものを

省略してしまうところです。

 

なのでまずは時間的な余裕を作る事が

大切かも知れません。

 

先ほどの実例で取り上げた方は、

時間がなくてもチョーキングを

引き起こすきっかけを

うまく工夫しておられますね。

素晴らしい習慣のメンテナンス術です。

 

みなさんもちょっと我に帰るような瞬間を

つくるようにして、

習慣や行動が崩れない

バリアを準備してみてください。

 

【顧問医師】

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