幼児を肥満にしてしまう習慣
column
2021.01.16
- コラム
幼児を肥満にしてしまう習慣
それはずばりテレビです!
なぜ肥満になるのか?
子供が肥満になると、成人時の生活習慣病の
リスクが高くなるといわれています。
ではどういう子育ての仕方をすると
肥満になりやすくなるのか
ということも調べられています。
いくつか危険因子の中で、
出生時の「親の肥満」という、
子供が産まれてしまったあとでは
どうしようもないものもありますが、
その中で、3歳時のテレビ視聴時間が
1週間当たり8時間以上というものがあります。
これは簡単にやってそうで、
やめられそうでもあります。
さらに、3歳時での短い睡眠時間(10.5時間未満)
も挙げられています。
テレビで睡眠の質が下がる
僕の考察ですが、寝る前にテレビを見ると
睡眠の質を低下させるので、
そういった相互の影響もあるのではないかなと思います。
忙しい子育て、テレビを大人しく見ておいてくれれば
と思う方も多いと思いますが、
その後の生活習慣に悪影響が出てくるわけです。
僕は結婚していませんが、
子育てとは本当に手がかかる、
というより手が抜けないものですね。
医学研究を日常へ活かす
この研究は権威のある医学雑誌に
掲載されている有名な事実ですが、
あまり広く知られていないようです。
医学の研究にはこうした実際の生活でも
使えることが無数に調べれられています。
今後も折をみて紹介していきますね。
執筆:顧問医師