ヒップアップを目指すならスクワット?まずやるべきことは他にある!~堀江のパーソナルジムが教える身体の真実
column

- コラム
- 前田岳人
ヒップアップしたい!
そんな想いをお持ちの女性は沢山おられることと思います。
大阪堀江のパーソナルジムW-GYMでもヒップアップを目的にパーソナルトレーニングを続けておられる方は多く、そんな皆様に対して日々トレーニングプログラムをご提案しています。
ヒップアップさせる為のトレーニングをネットやSNSで検索すると、スクワットとかブルガリアンスクワットとかヒップスラストのような種目が紹介されていることが多いのですが、今回はあえてそれに異議を唱えます!
大阪堀江のパーソナルトレーナーが教える身体の真実!
ヒップアップさせる為にまずやるべきことをご紹介します。

トレーニング経験者?初心者?
冒頭にも書きましたが、ヒップアップの為に行うトレーニングとして有名なのはスクワットです。
そのスクワットを片脚でやるようなトレーニングがブルガリアンスクワットで、ちょっと趣向を変えてヒップに効かせる様なトレーニングがヒップスラスト。
確かにどの種目もヒップに刺激は入りますし、適切に行うことでヒップアップに繋がることは期待できるかもしれません。
しかし、バーを担いだりダンベルを持ったり特殊な動きをしたりすることは、トレーニング経験が豊富だとか、もともとスポーツをそれなりにやっていたという場合を除けば、非常に難しいものです。
特に運動初心者の方や長らく運動不足状態にある人にとって、いきなりそんなことはできませんし、狙った効果は得にくいものです。
ネット上やSNS上で見られるトレーニングの多くはトレーニングやスポーツの経験が豊富な人によるものですので、初心者の方や運動に対して苦手意識があるような方には不向きなものが多いのです。
ですから「ヒップアップしたい!」と一念発起したら、まずは自分のレベルに合わせた種目を適切に選択できるように、最初からパーソナルトレーナーにプログラム作成を依頼しましょう。
初心者のような方こそ、パーソナルトレーニングを受けることが大切です。
股関節を動かす!
では初心者の方がヒップアップを目指す際に、まず何をすべきでしょうか?
それはずばり、股関節を動かすことです。
股関節というのは英語で「Hip Joint」と言って、「尻の関節」ということを意味します。
日本語で股関節と書くとどうしても「股」のイメージになりますが、あくまでも「尻」という認識を持つことが大切です。
そしてその股関節を動かす筋肉の代表格が、大臀筋と呼ばれるヒップの筋肉で、大臀筋を鍛える種目の代表格として挙げられるのがスクワットということなのです。
人間にとって大臀筋は二足歩行を可能にする為にも重要で、動物の中でこれほどまでに大きな大臀筋を有しているのは人間だけです。
問題なのはそんな重要な大臀筋を、日常的に適切に使っているかどうかということです。
運動不足に陥りがちな現代人は、当然大臀筋だって満足に使っていない生活を送っています。
大臀筋を使っていないということは、股関節が動いていないということです。
つまり何でもいいからひとまず股関節を動かして、これまでの日常よりもほんの少しでもいいので大臀筋を始めとする股関節の動きに関わる筋肉を使ってあげることから始めるべきなのです。
重りを持ってスクワットをするなどというのは、そういう股関節をちゃんと動かす習慣がついてからやればよいのです。
本来のヒップはアップしている!
先ほども書いた通り、動物界でこれほどまでに発達した大臀筋を持つのは人間だけです。
この大きな大臀筋により二足歩行が可能になりますから、まさに私たちの活動を支える重要な筋肉であると言えます。
またこの大臀筋は強さや若さの象徴であり、特に女性の場合は美しさや性的な魅力を生み出すものでもあります。
本来、人間的な(動物的な)活動を普段からしていれば、そもそもヒップアップしている状態が正常な状態であるのが大臀筋です。
更なるヒップアップを目指す為に、スクワットの様なトレーニングをするというのが物事の順番です。
もちろん、スクワットをすることが悪いことではありません。
スクワットはヒップアップ以外の為にもやった方がよいでしょう。
しかしまずは身体を本来あるべき状態に戻す、つまり本来のヒップアップしている人間的な状態に戻すという考え方で取り組むのです。
筋肉の弾力性を取り戻す!
W-GYMが推奨するエクササイズ「りくれじ」を行うと、大臀筋も本来あるべき弾力性とボリュームを取り戻します。
体液の巡りが善くなるので、脚の浮腫みが解消されて脚が細くなります。
ヒップアップして脚が細くなるのですから、相対的な見た目としてよりヒップアップしている様に見えます。
取り組みを続けていればお腹周りもスッキリしてきますから、ヒップはより際立つようになります。
股関節周りの状態が整うと日常の動きも楽になりますし、ヒップアップしている自分を見ると自信も湧いてきます。
いきなりしんどいスクワットから始めるのではなく、まずは股関節を動かして、正常な状態に戻していきましょう。
これは何歳になってもできることです。