運動中の自撮りが推奨されるわけ
column
2021.04.24
- コラム
自分を客観的に見るのは難しい
自分のやっていることを客観的にみる
というのはなかなか難しいものです。
客観化が失われると、
その場の気分でやろうと思っていたことを
やめてしまいやすくなります。
運動を習慣化するときは
この事実を頭に入れておきましょう。
以前紹介した記録の習慣化なども、
自分を客観化して、
やると決めたことをやり通すためのメソッドです。
自撮りのすすめ
今回ご紹介するテクニックは自撮りです。
ジムなどで禁止されていないのであれば
自分の運動の姿を撮影してみましょう。
もちろんフォームのチェックにも有効ですが、
自分が運動している自撮り映像を
後から見ることで、
自分の行動が客観化されて、
習慣化などの目的の達成率を
高められることが分かっています。
実際やってみるとわかりますが、我ながら、
「あ、自分は運動をしているんだ」(当たり前)
といった不思議な感覚になります。
これは感想ですが、
「運動する自分」という像が
強固に印象付けられるんですよね。
実況中継のすすめ
可能であれば、
「これから私はベンチプレスを30回上げます」
といった風に実況中継するとさらに効果的に
客観視できるようになるといわれています。
会員制でほかの利用客がいる場合は
なかなか難しいかもしれませんが、
やってみるとなかなか運動している
自分の姿は忘れられなくなります。
そしてそのイメージのまま運動を
していくというのが決まっているような
感覚になって、抵抗なく始められるようになります。
ぜひスマホなどで試してください。
【顧問医師】