アラームで起きるのは善か?
column
- コラム
目覚ましのアラームで起きると、
寝起きが悪く、睡眠の質が悪くなることを
以前のコラムでご紹介しました。
例えば、キャンプ場で夜明けの光で起きるのと、
夜中の3時に携帯の音で叩き起こされることの
どちらがよいか想像してみてください。
実際にやられるとわかりますが、
後者は、脳の神経細胞が
ねじ切れる音がします(嘘です)
ところでそもそも目覚ましを
つける目的とはなんでしょうか?
時間通りに起きるのはいいことか?
目覚ましのアラームを設定するのは
もちろん寝坊しない様に早く起きるためですね。
もう少し踏み込んで言うと、
時間通りに起きるためですよね。
ほとんどの仕事場は始業時間が決まっていて、
それに合わせて起きる必要があるから
目覚ましするわけです。
ここからは私の実体験です。
実験してみるとわかりますが、
起きた時スカッと目覚められる時間帯は、
日によってばらつきがあります。
僕は数十分変動がありました。
僕の推察ですが、毎日完璧に同じ状態ではなく
日によってばらつきがあるからだと思います。
にもかかわらず同じ時刻に起きようとするのは
生理的でないのではないか
という仮定が僕の中ではあります。
最適な時間に起きるという発想
生理的に最適な時間帯に起きれれば、
日中眠たくならず効率良く仕事や
活動をこなせるはずです。
なのに通勤電車の時刻や始業の時刻という
人間が勝手に決めたものに合わせることで
逆に効率が落ちている可能性があったり、
起きなきゃいけない=寝なきゃいけない
という固定観念で逆に睡眠の質が
下がりやすくなったりすると考えてます。
となると、誰かが決めた時間ピッタリに
仕事や活動を開始することが
健康にとって本当にいいことなのか
どうかわかりません。
フリーランスやリモートワークの方は、
起きる時間に自由を持たせて効率を上げられるよう、
工夫できるかもしれませんね。
【顧問医師】