W-GYMの顧問医師は、代表トレーナーと違って
もともと運動が苦手なタイプ。
そんなドクターも今や運動が
習慣化されているわけですが、
その経験は運動が苦手な方にとっては
非常に参考になることと思います。
今回寄稿されたコラムでは、
運動によって何が得られるのか？
といった点についてドクターの目線で
語って頂いています。
（以下顧問医師より寄稿）
普段あまり体を動かさない人が、
運動や筋トレをやると、結構きついです。
へとへとになりますし、
身体も頭もだるくなってくる経験を
お持ちの方も多いでしょう。
でも、その運動によって
身体つきが変わってくるのは、
時間がかかります。数か月、年単位です。
結果が出るのが遅すぎます！
初心者にとっては、
なんとも口惜しいところです。
成長が感じられないんですよね。
身体づくりをし続けるのが
最も難しい習慣の一つというのは
ここが原因かもしれません。
僕も運動なんかしたことなかったので、
今でも新しい種類の運動（がほとんど）
を始めると、重さによらずほんとにきついです。
筋肉がついて身体つきを実感するのにくらべて、
新しい運動による主観的な倦怠感、
疲労感は状況によっては
数週間で減ってきます。
神経学的な適応などによるものといわれています。
僕は新しい運動を習慣化するとき、
目的の効果が得られるまでの中期的な目標として、
疲労感の低下を味わうようにしています。
ちなみに記録もしています。
注意深く身体の感覚を研ぎ澄ましたり、
記録するとわかりますが、
初めてやったころのきつさは
意外とガクッと減って、
「あれ？限界はもっと先じゃない？」
と思えることも多いです。
運動をやっている報酬はかなり得にくいです。
疲労感がどう移り変わったかは、
早めに成長を実感できると思います。
ぜひ試してみてください。
【顧問医師】